NIKKOR初のフィッシュアイズームレンズ「AF-S Fisheye NIKKOR 8-15mm f/3.5-4.5E ED」登場
ニコンの子会社・ニコンイメージングジャパンは、円周魚眼と対角線魚眼の2種類の魚眼効果が1本で得られる、ニコンFXフォーマットデジタル一眼レフカメラ対応のフィッシュアイズームレンズ「AF-S Fisheye NIKKOR 8-15mm f/3.5-4.5E ED」を発売する。
「AF-S Fisheye NIKKOR 8-15mm f/3.5-4.5E ED」は、焦点距離8-15mm、開放F値3.5-4.5のNIKKORレンズ初となるフィッシュアイズームレンズだ。FXフォーマット時には、ズームのワイド端で画角が全周180度の円周魚眼画像、テレ端近傍で画角が対角線方向に180度の対角線魚眼画像が撮影可能。DXフォーマット時には、ズームのDX指標近傍からテレ端の間で最大180度の対角線魚眼画像が撮影できる。
●AF-S Fisheye NIKKOR 8-15mm f/3.5-4.5E ED
・発売日:6月30日
・価格:15万2500円(税抜)
・主な仕様
- 焦点距離 8 – 15mm
- 最大絞り 焦点距離8mm時 :f/ 3.5
- 焦点距離 15mm時:f/ 4.5
- レンズ構成 13 群15 枚(ED レンズ3 枚、非球面レンズ2 枚、ナノクリスタルコートあり、フッ素コートあり)
- 画角 180°00′ – 175°00′(DXフォーマット時180°00′ – 110°00′)
- 寸法(大きさ) 約77.5 mm(最大径)× 83.0 mm(レンズマウント基準面からレンズ先端まで)
- 質量(重さ) 約485g
・主な特長:
- FXフォーマット時、ズームのワイド端で画角が全周180度の円周魚眼画像、テレ端近傍で対角線方向に180度の対角線魚眼画像を撮影可能。
- DXフォーマット時、ズームのDX指標近傍からテレ端の間で最大180度の対角線魚眼画像を撮影可能。
- 絞り開放から、ズーム全域で高い解像力を実現。
- 最短撮影距離0.16m、最大撮影倍率0.34倍。近距離においても高い解像力を実現。
- EDレンズ3枚の採用で倍率色収差を効果的に補正し、画像周辺部での色にじみを抑制。
- ゴースト、フレアを効果的に抑え、クリアーな画像が得られるナノクリスタルコートを採用。
- 埃や水滴の侵入を防ぐシーリングをレンズ鏡筒の可動部分をはじめとする随所に施した防塵・防滴構造を採用。
- レンズの最前面・最後面に、防汚性能と耐久性に優れた、ニコン独自のフッ素コートを採用。
また、超広角ズームレンズ「AF-P DX NIKKOR 10-20mm f/4.5-5.6G VR」も同日発売予定となっている。
●AF-P DX NIKKOR 10-20mm f/4.5-5.6G VR
・発売日:6月30日
・価格:4万1500円(税抜)
・主な仕様
- 焦点距離 10 – 20 mm
- 最大絞り 焦点距離10mm時:f/ 4.5
- 焦点距離 20mm時:f/ 5.6
- レンズ構成 11群14枚(非球面レンズ3枚)
- 画角 109°- 70°
- 寸法(大きさ) 約77.0mm(最大径)×73.0mm(レンズマウント基準面からレンズ先端まで)
- 質量(重さ) 約230g
・主な特長
- 本格的な超広角撮影が楽しめる10-20mmの焦点距離。
- 手軽に持ち歩ける小型・軽量ボディー。
- 非球面レンズを3枚採用した最新の光学設計による高い描写性能。
- 手ブレ補正効果3.5段(CIPA規格準拠)のVR機構を搭載。
- STM(ステッピングモーター)により、スムーズで静かなAF駆動を実現。動画撮影時など、レンズの駆動音が気になる場面でも快適なAFが可能。
- 滑らかに回転するフォーカスリングによって、マニュアルフォーカス時のスムーズな操作感を実現。
- 被写体に大胆に近寄って大きく撮れる、最大撮影倍率0.17倍、最短撮影距離0.22m。
●関連リンク
・AF-S Fisheye NIKKOR 8-15mm f/3.5-4.5E ED 製品ページ
・AF-P DX NIKKOR 10-20mm f/4.5-5.6G VR 製品ページ