「CSAJ ドローン・プログラミング・コンテスト」9月開催決定 6/29にプレイベントも
コンピュータソフトウェア協会(CSAJ)は、9月上旬に、国内初となるドローンのソフトウェアプログラミングに特化したプログラミングコンテスト「CSAJ ドローン・プログラミング・コンテスト」を開催すると発表した。6月29日には、東京「TOLOT/heuristic SHINONOME」にてプレイベントが開催される。
国内外で普及フェーズに入ったドローンは、ホビー用から産業用まで利用用途は広がる一方で、世界市場規模は約1270億ドルに上るといわれている。空の産業革命とも言われ、建設、インフラ点検、農業、輸送、掲示、メディアなど多様な産業に活用され始めている。
一方、技術的には、ソフトウェアと通信制御の高度化により、操縦経験の簡易化からスタートした経緯がある。ソフトウェアとGPS、センサーなどによる高度な位置測位と制御技術による自動航行が進み、今後はクラウド、ネットワークインフラなどと連携したIoTのセンサー、アクチュエーターシステムとして産業用のサービス、アプリケーションの一部として組み込まれていくことが予測されている。
このような背景の中で、ドローン本体のソフトウェアプログラミングにより、より高度な機体制御や航行技術、システムとの連携を行うシステムが必須となりつつあるため、今後の産業成長と国際競争力維持のために専門的かつ高度なソフトウェア技術を持ったプログラマーやエンジニアが育成は急務になると考えられる。
CSAJは、今回発表した「CSAJ ドローン・プログラミング・コンテスト」を主催することで、国内でのドローンのソフトウェアプログラミングに対する関心の活性化とその必要性を啓発し、最新の情報提供はもちろん、コンテストによってプログラミング技術を競うことで、プログラマーやエンジニアのレベル向上を図る。コンテストの開催からドローン技術の発展によって、新たなソフトウェア産業の創造を目指していきたいとしている。
●CSAJ ドローン・プログラミング・コンテスト
・開催次期:9月上旬
・会場(予定):慶應大学 SFCキャンパス内グランド
(神奈川県藤沢市遠藤5322)
・対象:企業、学校、個人(日本国内に居住)
・競技概要:
別途ガイドライン、プログラムテーマを発表、6月29日に開催されるプレイベントでテーマ詳細の説明会を実施予定。プレイベント詳細、コンテスト参加募集要項、申込みは6月上旬に別途発表予定。
・コンテスト審査員(予定)
- 佐々木賢一(トライポッドワークス 代表取締役社長)
- 佐野勝大(ユビキタス 代表取締役社長
- 春原久徳(ドローン・ジャパン 代表取締役会長)
- 西脇資哲(日本マイクロソフト 業務執行役員 エバンジェリスト/ドローン投資ファンドDrone Fundアドバイザリーボード)
- 板東直樹(アップデートテクノロジー 代表取締役社長) ほか
・主催:コンピュータソフトウェア協会(CSAJ)
・プラチナ協賛:
- フォーラムエイト
・ゴールド協賛:
- ドローン・ビジネス・カレッジ/クオリティソフト
- TOLOT
・シルバー協賛:
- さくらインターネット
- JBCCホールディングス
- ゼンリン
- 大和コンピューター
- ドローン・ジャパン
・ブロンズ協賛:
- 空撮サービス
- 東京システムハウス
- 理経
・後援:組込みシステム技術協会、セキュアドローン協議会、ドローン社会共創コンソーシア ほか
・運営事務局:セキュアドローン協議会
【開催日程】
[6月上旬]応募要項等発表
[6月中旬~7月末日]応募期間
[6月29日]プレイベント
会場 TOLOT/heuristic SHINONOME
(東京都江東区東雲2-9-13)
内容 コンテスト説明会、ドローン最新動向、プログラミングセミナー
[9月上旬]プログラミング・コンテスト開催
●関連リンク
・コンピュータソフトウェア協会(CSAJ) ウェブサイト