ゲーム発売日に休んでOKってマジ!? クラスターが「スプラトゥーン休暇」を導入
7月21日といえば、Nintendo Switch用アクションシューティングゲーム「スプラトゥーン2」の発売日。ダウンロード提供が始まった0時からTwitterでは関連ツイートが多く投稿されており、盛り上がっている様子がうかがえる。
本日はNintendo Switch専用ゲームソフト「スプラトゥーン2」の発売日だ。
価格は5,980円(税別)。
ニンテンドーeショップからダウンロード版も購入できるぞ。
ガチで塗りあう時がきた!https://t.co/tRMTvwGi9U pic.twitter.com/GmTvkt9uun— Splatoon(スプラトゥーン) (@SplatoonJP) 2017年7月21日
そんな状況の本日、VRイベントルームサービス「cluster.」を手がけるクラスターは、社員の半数が有給休暇として「スプラトゥーン休暇」を取得しているとTwitterで話題になっている。
本日は社員の半数が有休(スプラトゥーン休暇)を申請。
強力なコンテンツは日本人の休暇取得を促し、かつ消費にも向かわせるという学び。
まさかこの辺りに働き方改革のヒントがあるのか? pic.twitter.com/i5ooOgzBvN
— Tsukasa (@tsukapon127) 2017年7月21日
これは独自の休暇制度なのか? クラスターにインタビューしてみたところ、特別な制度というわけではなく普通の有休とのこと。経緯としては、最初にとある社員がスプラトゥーン2発売を理由に有給休暇を申請してきたことについて面白いと思い、他にも休みが取りたい人がいそうだと考えて、本人の了解を得た上でSlack(編注:ビジネス向けコミュニケーションアプリ)に共有したところ、同様の申請が相次いで9人中4人が休むことになったという流れだ。
とはいえ、ソフトウェア産業に関わるクリエイターなら、多くの人が関心を持つコンテンツを実際に体験して抑えておくのはとても重要なこと。クラスターといえば、自社の「Cluster.」を活用してバーチャル空間で会議をするなど、ほかにも先進的な取り組みが目立つ。ぜひ他の会社でも導入してみてはいかが!?
cluster.
5月31日に正式サービスを開始。総額2億円の資金調達を実施し、引受先としてエイベックス・ベンチャーズ、ユナイテッド、ディー・エヌ・エー、Skyland Venturesの4社および個人投資家と、大企業が名前を連ね、エイベックスとも提携している(関連記事)。直近ではVRとライトノベルを組み合わせた没入型読書体験コンテンツ「FullDive novel: Innocent Forest」のリリース直前記念イベントをVR空間で実施。アニメ「Re:ゼロから始める異世界生活」のナツキ・スバル役でおなじみ、声優の小林裕介さんがVR朗読を行った。
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