中国HTC、スタンドアロン型Daydreamの中国投入を強調 「VR市場をリードする勢いがある」【ChinaJoy 2017】
HTCは7月26日(現地時間)、上海で開催中のゲームショウ「ChinaJoy 2017」で、スタンドアロン型DaydreamVRヘッドセットを中国市場にも投入することを強調した。
中国でも特設ページにて開発者登録を受け付けている。日本版はこちら。
搭載するのは、HTC製スマートフォンU11でも採用しているQualcommのSnapdragon 835のVRプラットフォーム。China Regional PresidentのAlvin Wang Graylin氏は、中国は重要なモバイル市場で有り、VR市場をリードする勢いもあるとし、「Qualcommと協力して使いやすく、より手軽な価格のVRシステムを提供することで、中国の大衆はプレミアムスタンドアロンVRを幅広く利用できるようになる」とコメントしている。
Googleが「Google I/O 2017」の基調講演にてスタンドアロン型のDaydream VRヘッドセットを発表(関連記事)すると同時にHTCが公開した動画。
なお、中国ではGoogleのサービスは利用できない。スマホ向けVRゴーグルのDaydream ViewではGoogle Playから対応アプリを入手するが、それを利用できないとなると、ハードウェアは共通でアプリ入手はVIVEPORTから行う形になると思われる。
●関連リンク
・HTC製スタンドアロン型VRヘッドセット 中国向けページ