Palmer Luckey氏、経営破綻した「AltSpaceVR」の再建をすべきか問う
元Oculus VR創設者のPalmer Luckey氏は自身のTwitterとFacebookページで、経営破綻した「AltSpaceVR」の再建をすべきかどうかを問う書き込みを行った。ただし、「確実に再建できるとは限らない」という断り書きが付いている。
Should I try to save @AltspaceVR? (caveat: may not be possible)
— Palmer Luckey (@PalmerLuckey) July 29, 2017
Should I try to save AltspaceVR? Caveat: May not be possible
AltSpace VRはVR内でアバターチャットができるソフトとして開発。2015年までに1500万ドルの資金を調達したが、その後の資金調達は失敗に終わり、資金切れで経営が行き詰まり8月2日にサービスを終了することとなった。
日本においては「Cluster.」などの同種サービスがあり関心はやや薄めだが、コメントを見る限り、欧米圏での支持は依然強いことがうかがえる。
資金面の問題もあるが、再建してどのような形でサービスを拡張するか、というビジョンが現時点では見えにくいのが実情だ。また、ライバルは不在ではなく、Oculusの親会社であるFacebookもVRでのコミュニケーションを志向することから、欧米でも巨大な競合企業が存在する状況だ。今後のPalmer氏の動きに注目したい。
●関連記事
・VRアバターチャットの先駆け「AltSpace VR」が8月3日でサービス終了を発表
●関連記事
・Twitterでの書き込み
・Facebookでの書き込み
・AltSpaceVR