JTA、11月就航予定のボーイング737-800型 特別仕様の「新ジンベエジェット」でVRサービスを開始
日本トランスオーシャン航空(JTA)は11月に、ボーイング737-800型機の特別デザインとなる「ジンベエジェット」を導入し、機内Wi-Fiを用いたVRサービスを開始する。
ジンベエジェットは、JTAの創立45周年と沖縄美ら海水族館の開館10周年を記念したコラボレーションで生まれた機体で、2012年12月から運航を開始している。現在のジンベエジェットはボーイング 737-400型で、今年11月に737-800型の「新ジンベエジェット」が誕生するという形だ。
ジンベエザメのイラストで彩られたジンベエジェット。
同社では機材更新を順次進めており、2018年内にボーイング737-800型機が合計12機就航する予定。そのうちの2機がジンベエジェットとなり、11月以降にVRサービスを展開する。
VRコンテンツについては、機内で無料配布する簡易型VRゴーグルに自身のスマートフォンを装着し、機内Wi-FiサービスでVRコンテンツを視聴する。なお、VR視聴にアプリケーションは必要なく、カナダのDiplloid社が開発したブラウザーベースで視聴可能なビューアを採用しているのが特徴だ。コンテンツはオーストラリアのRotor Studio社が制作している。
ジンベエジェットが魚と一緒に空を飛ぶ?! #JTA が機内Wi-Fiを使ったVR(仮想現実)サービスを11月就航予定の新機材(#ボーイング 737-800型機)で開始します。どうぞお楽しみに!#日本トランスオーシャン航空 #Boeing pic.twitter.com/68YCUQdzY8
— Boeing Japan (@BoeingJapan) 2017年8月3日
ボーイングジャパン公式TwitterはジンベエジェットおよびVRサービス展開のアナウンスを行った。
なお、JTAでは既にボーイング737-800型機が4機就航し、運用されている。今回まず最初にジンベエジェットとなるのは5号機だ。
同社では6月15日から同機内でのWi-Fiサービスを順次開始しており、JAL国内線同様に無期限かつ完全無料でインターネットを利用できる。ビデオプログラムも提供している。
ビデオプログラムについてはJAL国内線に準じており、詳細はJALの該当ページにて確認できる。
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