ハニカムラボ、愛媛のバーチャル水族館「きららアクアリウム」向けにHoloLensコンテンツ開発
ハニカムラボは、愛媛県伊方町の道の駅「伊方きらら館」にあるバーチャル水族館「きららアクアリウム」内に設置予定のHoloLensを用いた体験型コンテンツ「Holographic Aquarium(仮)」の開発を開始したと発表した。
バーチャル水族館「きららアクアリウム」は、プロジェクション技術によって、8メートル四方の壁に水中を表現している。「Holographic Aquarium(仮)」は、HoloLensによって中央スペース部分を海と見立て、壁の中だけでなく、部屋の中にもたくさんの魚たちが泳いでいる様子を鑑賞することができるコンテンツとなる。
部屋の中いっぱいを3Dで表現されたリアルな魚たちが泳ぎ回る様子をあらゆる角度から眺めることはもちろん、魚たちに近寄ったり囲まれたりすることができ、体験者はまるで海の中にいるような感覚で海中散歩が楽しめる。
尚、ハニカムラボは、約4秒で全身の3Dスキャンが可能な3Dスキャナー「Shun’x」を開発・販売するVRCと、HoloLensをはじめとする「Windows Mixed Reality」と3Dスキャナを連携するシステムを開発するための技術提携に合意したと本日8月28日付で発表している。「Holographic Aquarium(仮)」に限らず、今後、さまざまなMRコンテンツ開発を積極的に行っていくものと考えられる。
●関連リンク
・ハニカムラボ HoloLens 特設ページ
・伊方きらら館 ウェブサイト