360度写真のVR向け表示が可能に 「THETA」アプリがアップデート
リコーは11月17日、360度カメラ「THETA」向けのスマートフォンアプリをアップデートしたと発表した。
iOS版アプリ「RICOH THETA S for iPhone」では一眼/二眼タイプのヘッドマウントディスプレー向けに、Android向けの「RICOH THETA S for Android」、および「RICOH THETA for Android」では、二眼タイプのヘッドマウントディスプレー向けに、それぞれ360度写真を表示できるようになった。
このアップデートによって、THETA S(Androidでは旧モデルも)で撮影した写真をスマートフォンに転送し、その場で「ハコスコ」や「Google Cardboard」といったVRヘッドマウントディスプレーにスマートフォンを差して、自分が360度写真の中心に立った形で周囲を見回して閲覧できるようになった。
360度写真の閲覧時にVR向け表示のボタン(赤丸)を押すと、VRビューを選べる。
スマホの内蔵センサーを活用し、見た方向に合わせて映像を切り替えてくれる。今までVRHMDで見るためには別アプリが必要だったが、ようやくTHETAアプリ単体で対応できるようになった。
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