ARで好きなサイズのオブジェクトを自由に置ける iOS11用ARアプリ「OkeruAR」配信開始
アイデアクラウドは、App Storeにて、iOS11のARKitを利用したアプリ「OkeruAR」を配信開始した。端末のAR画面上で、任意の大きさのオブジェクトを自由に置くことができる。価格は無料。
「OkeruAR」は、取得した空間情報を元に、任意の床面にオブジェクトを設置できるARアプリケーションだ。ベッドや冷蔵庫をはじめとする大型の家具・家電の購入時などに、実物を設置してみないと掴みにくかったサイズ感を、アプリケーションを通じて3Dオブジェクトを実寸台で設置して、事前に正確なサイズ感を把握することが可能となる。
アプリに収録されているCGは、立方体、円柱、円錐、四角錐、球体の5種類。全て高さや横幅など、サイズを自由に変更できる。また周囲の環境に合わせて、オブジェクトの明るさを変更することも可能だ。そのため、置いてみたい家具や家電を正確なサイズ感で把握でき、メジャーなどで採寸するといった既存の方法に比べ、実際に設置を行うのと同様の感覚でサイズ感や収まり具合を把握できる。
今後は、複数の図形の配置や移動などを行える有料機能を実装予定。より利便性が高く、多くのユーザーが満足するアプリケーションを目指して、開発・アップデートを進めていくとしている。
昨日紹介した「HakaruAR」と組み合わせれば、ARだけでさまざまな計測を可能にしてくれそうだ。対応の端末を持っている人はぜひいろいろ試してみてほしい。
●OkeruAR
・配信開始日:9月20日
・価格:無料
・対応OS:iOS11
・対応端末:A9チップ以上を搭載したiOS端末
●関連リンク
・OkeruAR 特設ページ