バンダイナムコとドコモ、新VRタイトル「ソードアート・オンライン ReplicatioN」共同制作を明らかに【TGS 2017】
9月21日より幕張メッセにて開催しているTGS2017。2日目となる22日には、バンダイナムコエンターテインメントとNTTドコモが共同制作タイトル発表会を行った。
そこで明かになったタイトルは、新VRコンテンツ「ソードアート・オンライン ReplicatioN」だ。
今回登壇したのはバンダイナムコエンターテインメントNE事業本部プロデューサーの河合泰一氏(写真真ん中)とNTTドコモ5G推進室主任研究員の岸山祥久氏(写真右)。
また、お笑い芸人「COWCOW」やソードアート・オンラインの主人公「キリト」、メインヒロインの「アスナ」も登場。
そして本イベントステージにてバンダイナムコエンターテインメントとNTTドコモが共同で開発しているVRコンテンツ「ソードアート・オンライン ReplicatioN」を発表。
ソードアート・オンラインとは川原礫氏が書いたライトノベルであり、脳とゲームハードウェアを直接繋いで遊ぶゲームで起きた出来事を中心に描いた物語。現在はその小説をもとにアニメ化や映画化、ゲーム化など様々なメディアミックス展開を広げている。
キャラクタービジュアル(開発中のもの)。
ゲームの舞台「浮遊城アインクラッド」の街並みなどを忠実に再現(開発中のもの)。
本コンテンツは作中に登場するゲームでありタイトルともなった「ソードアート・オンライン」の舞台である「浮遊城アインクラッド」を再現した空間をVRで体験でき、体験者はそのバーチャルの世界から出られなくなってしまい死ぬか生きるかのゲームに巻き込まれるという内容になっている。
体験時間は15分程となっておりシナリオ分岐もあるためプレイヤーの行動次第でエンディングも変わるとのこと。
バンダイナムコエンターテインメントとNTTドコモが共同でコンテンツ制作に取り組んだ理由は、お互いに持っていない技術、強みを活かしてユーザーへ驚きを提供するためとした。
現在ドコモが推し進めている通信規格「5G」とは4Gの約10倍の通信速度を誇り、最大20Gbpsの通信も可能だ。
現在ドコモはその5Gを使った様々な取り組みを行っており、今回のナムコとの共同企画もその一環の一つ。ちなみに以前に行われた5Gのイベントとしては以前に筆者が取材したドコモとフジテレビの共同企画もあり、こちらもVRに関連するイベントであった。
本VRコンテンツは12月8日から3日間行うイベントにて体験することができる。
イベント体験者の募集期間は9月22日から11月15日までとなっており、体験者は抽選によって選出され現在300人の募集をする予定となっている。また応募条件としては13歳以上であることと当日参加できる人になり、公式サイトから応募が可能だ。
(TEXT by まぶかはっと)
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