KDDI、バーチャルアテンダントによるVR物件案内コンテンツを開発 CEATECにデモを出展
KDDIは、ネットワークを介して、VR空間内でバーチャルアテンダントが不動産物件を案内するコンテンツを開発したと発表した。10月3日から10月6日に幕張メッセにて開催される「CEATEC JAPAN 2017」にもデモシステムを出展予定。
同コンテンツは、シリコンスタジオの開発協力のもと、リアルタイムレンダリングエンジン「Mizuchi」を採用。利用客は、VR空間内で、ソファーの素材感やテーブルの反射度合いなどを正確に表現したフォトリアルな物件が閲覧できる。このフォトリアルな空間で、髪や肌といった質感まで忠実に表現したバーチャルアテンダントが物件を案内。会話やインタラクションをしながらVRによる内見が行える。
「CEATEC JAPAN 2017」では、HTC VIVEを利用したデモシステムとなる。スタッフによるバーチャルアテンダントが不動産物件を案内。音声での会話やお辞儀などのインタラクションを交えたコミュニケーションが楽しめる。もちろん、VR空間に広がる実写さながらの物件にも注目してほしい。また、リモコンのON/OFFといったインタラクションのほか、VRなではの壁や床の瞬時の模様替えなど、明かりや素材の違いによる部屋の雰囲気の変化も体感できる。
KDDIは、VRを活用して、これまでの電話、ビデオチャット、メール、SNSなどを超えて、感情や気持ちをより自由で楽しく表現できる次世代コミュニケーション手段の実現に取り組んでいる。将来、5Gの大容量・低遅延なネットワークと組み合わせることで、高品質なコンテンツをさまざまな環境で体験できるようにするなど、今後も新たな体験価値の提供を目指し取り組んでいくとしている。
●CEATEC JAPAN 2017
・開催日時:10月3日~6日 10:00~17:00
・会場:幕張メッセ
(千葉県千葉市美浜区中瀬2-1)
・入場:全来場者登録入場制
- 当日登録 入場料 一般1000円 / 学生500円(学生20名以上の団体および小学生以下は無料)
- ウェブ事前登録・招待券当日登録:入場無料
・KDDIブース:社会・街エリアゾーン(Hall 2)
●関連リンク
・KDDI ウェブサイト
・CEATEC JAPAN 2017 公式サイト