ビックカメラ、デザイン家電のARシミュレーションサービスを試験導入
ビックカメラは10月16日より、スマートフォンのARアプリで家電製品を部屋に実物大で合成表示するシミュレーションサービスを導入した。
このサービスは、ヒナタデザインが開発したスマートフォン用のARアプリ「scale post viewer AR」を活用したもの。アプリでは、スマートフォンのカメラで撮影している映像の中に、特定の家電を実サイズで表示できる。
●使用手順
1、アプリ「scale post viewer AR」をダウンロード
2、「ビックカメラ・ドットコム」の専用ページにアクセス
3、合成表示したい商品を選択し、「表示ボタン」をタップ
※パソコンで専用ページを開き、アプリで商品のQRコードを読み取る方法もある
4、商品を合成表示したい場所に、位置を指定するARマーカーとしてビックカメラグループの各種ポイントカードを設置
※scale post公式HPより専用のARマーカー画像もダウンロード可能
後はマーカーの位置にカメラを合わせれば、商品を合成表示できる。
設置したARマーカーに対して、商品を垂直・45度・水平・並行の4種類で表示できる。
現在、専用ページでは、ビックカメラ・ドットコムで販売中の48種の商品に対して「scale post viewer AR」を適用。商品を自分の部屋においた際、サイズや色合い、雰囲気はどうなるのか、といったことを購入前に確認可能となる。
また、今回の導入はサービスの実証実験でもあり、実験の結果をもとに、さらなるサービスの拡大を検討するとしている。
(TEXT by 高橋佑司)
●関連リンク
・ビックカメラ・ドットコム
・ビッグカメラ ARサービス専用ページ
・scale post公式HP