VR端末の所有率は約12%、男が欲しがる傾向 マクロミルがゲームに関する調査結果を公表
マクロミルは、9月27日~28日に1000人を対象としたインターネットリサーチによる「ゲームに関する実態調査」を行い、結果を公表した。VR端末に関する調査では、所有率はおよそ12%、今後の購買意欲はおよそ27%という結果となった。
●調査概要
・調査期間:9月27日~28日
・調査方法:インターネットリサーチ
・調査対象:全国15~59歳の男女(マクロミルモニタ会員)
・割付方法:2015年国勢調査による性別×年代の人口動態割付 / 合計1000サンプル
・調査主体:マクロミル
●ゲームのプレイ状況
ゲームのプレイ方法ごとに「普段プレイしているか」「している場合はどのくらいの頻度なのか」を尋ねたところ、「家庭用ゲーム」「PCでのオンラインゲーム」「スマートフォンゲーム」「ゲームセンターのアーケードゲーム」の4種類のうち、もっともプレイされているものは「スマートフォンゲーム」で59%となった。次いで「家庭用ゲーム」「ゲームセンターでのアーケードゲーム」がそれぞれ39%、38%とほぼ同率、「PCのオンラインゲーム」が最も少なく22%という結果になった。
また、もっともプレイされているスマートフォンゲームについてユーザーのプレイ頻度をみると、約2人に1人(53%)が、ほぼ毎日プレイしていることがわかった。
●好きなゲームジャンル
1位は「ロールプレイングゲーム」33%で、2位以降を20ポイント以上引き離している。2位は「アクションRPG」12%で、2位にもロールプレイングゲームの要素が含まれる結果で、3位は「シミュレーションゲーム」8%となった。
●次回作が気になるゲームのシリーズ
1位は「ドラゴンクエスト」43%、2位は「スーパーマリオ」34%、3位「ファイナルファンタジー」34%となり、30年以上シリーズが続く日本を代表するゲームタイトルが並ぶ結果となった。ジャンル人気の低い「アクションゲーム」が主体の「スーパーマリオ」が2位になっている点からは、ジャンルを越えたキャラクターやシリーズそのものの人気も垣間見える。
●VR端末の浸透
VR端末の所有率は全体12%。また、VR端末を持っていない人に今後の購入意向をたずねると、27%が購入したい(是非購入したい8%+やや購入したい19%)と回答した。
購入したい人の割合を男女で比較すると、女性は17%であるのに対し、男性は約2倍強の36%となった。VR端末を持っている人・購入したい人は、全体的にはまだ少数派だが、男性が購入により積極的であることがわかる結果となった。
このほかにもゲームに関するさまざまな調査結果の詳細が公開されているので、興味がある人はマクロミルの調査レポートまとめサイト「HoNote(ホノテ)」をチェックしてみてほしい。
●関連リンク
・HoNote VRゲームはどの程度浸透したのか? ~ゲームに関する実態調査~
※本文の数値は四捨五入した整数で表記。
※百分率表示は四捨五入の丸め計算を行っているため、合計が100%とならない場合がある。