GOROman氏が12/24にOculusを退社 VROS「Mikulus」の開発に専念
GOROman(近藤義仁)氏といえば、昨今のVRムーブメントを日本で支えてきたエヴァンジェリストの一人だ。2013年のOculus Rift DK1(初代開発者キット)の発売当初から「Mikulus」や「Miku Miku Akushu」といったアプリを手がけ、2014年よりOculus VRの「中の人」になり、パートナーエンジニアリングスペシャリストとして活動していた。
そのGOROman氏が11月下旬よりOculus退社の意向を表明していたが、退社日が12月24日に確定したとのこと。今後はかねてから話題になっている「Mikulus」(関連記事)をベースにしたVROSのコンセプトモデル制作に専念する。
現状、VRアプリは一度に1つしか起動できないシングルタスクの状態で、パソコンのようにアプリ同士を並行して利用できない。また、インターフェースも現状のPC向けOSの延長で、VRに最適化された状態ではない。VROSでは、こうした課題の解決を目指す。
#mikulus をフルパワーでつくるため、Oculus社はやめることにしました。Touchローンチで俺もローンチ。
— GOROman@本物のプロVR開発者 (@GOROman) November 23, 2016
クリスマスイヴで辞めることになりました
— GOROman@本物のプロVR開発者 (@GOROman) December 2, 2016
●関連リンク
・GOROman氏(Twitter)