VIVEトラッカー対応、テニス・卓球用アクセサリーが国内初展示! 年内に4500円で発売予定
10月28日、福岡の九州産業大学にて開催しているゲーム開発者向けイベント「CEDEC+KYUSHU 2017」。その展示である「VR体験会」では、なんと国内初となるVIVEトラッカー用のテニス・卓球ラケットアクセサリーを展示している。HTCによれば、価格は4500円(税込)で、オフィシャル製品としてネットやVIVE取扱店にて年内発売を予定しているとのこと。
VIVEトラッカーが別売で4500円というと少々高く感じられるかもしれないが、特筆すべきはその質感だ。テニスラケットを握らせてもらったところ、持ったときの重量やグリップの滑り止め感などが実際のラケットに近く、やたらと制作に力が入っている印象だ。3Dプリンターを使って、このレベルのものを自作する苦労や費用を考えると妥当な価格と言えるだろう。
テニスラケットの表側。まるでしゃもじのようにガット部分は小さいが、トラッカーがあるせいか重量感は変わらない。
裏側。VIVEトラッカーを固定できる。
せーの
えいっ!……ってな感じで本当に打ってる感覚アリアリです。
CEDEC+KYUSHUのVR体験コーナーにて、VIVEトラッカー対応のテニスラケットアクセサリーを試すことができます。握り具合や重量感が近くてすごい! 年内発売で4500円(税込)予定 pic.twitter.com/GXEZiVXAFa
— ひろた@CEDEC+KYUSHU (@kawauso3) October 28, 2017
こちらは卓球のラケットの表側。テニス用よりやや小さめ。
裏側。
筆者は遊びでしかテニスをしたことがないものの、実際にテニスゲームを遊んでみたところ、VIVEコントーラーを使うよりラケットを振っている感覚が強くて「これは実質テニスだ!」とちょっと感動してしまった。個人開発者がデモをつくるだけでなく、スポーツジムなどのB2BのVR導入などでも大いに活躍してくれそうだ。2階のS206教室にある「SYMMETRY alpha/Virtual Sports」コーナーにて体験できるので、CEDEC+KYUSHU参加組はぜひチェックしておこう。
ちなみにVR体験コーナーでは、PANORAもSYNAMON と共同でVR空間構築ソリューションの「NEUTRANS」を展示しておりますので、こちらもぜひ!
●関連リンク
・CEDEC+KYUSHU 2017
・VIVEオフィシャルサイト