アーケードゲーム『戦場の絆』のガチユーザーアイドル・空野青空が『機動戦士ガンダム 戦場の絆VR PROTOTYPE Ver.』を体験!

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蒼い彗星の異名を持つ空野。赤い彗星とパチリ。

 

2017年11月10日から、VR ZONE SHINJUKUにて期間限定試験運用が開始されるのが、アーケードゲーム『機動戦士ガンダム 戦場の絆』のVRコンセプト機『機動戦士ガンダム 戦場の絆VR PROTOTYPE Ver.』だ。これは、アニメ『機動戦士ガンダム』のモビルスーツをVR空間で操作しながら、宇宙空間での戦闘を体感できるVRコンテンツ。今回、この注目すべきマシンをアーケードゲーム『戦場の絆』のガチユーザー・ソロアイドル空野 青空にいち早くプレーしてもらった。

 

 


新宿区歌舞伎町にあるVR ZONE SHINJUKU。初めて訪れた空野青空が『機動戦士ガンダム 戦場の絆VR PROTOTYPE Ver.』を体験する。

「あおにゃん」のニックネームを持つ空野青空は、チーム「青猫特務部隊」に所属しており、「アオーニャ・S(ソラノ)」のパイロットネームを持つガチの『戦場の絆』ユーザー。レベルは中佐というので、かなり本格的だ。2015年11月のガンプラEXPOワールドツアージャパンにて行われた『ガンプラバトルプロジェクトtype絆』の決勝大会では、シングルバトルコース準優勝を果たすなどその腕前は折り紙付き。VRコンセプト機の取材に当たり、パイロットを探していたPANORAが、彼女に白羽の矢を立てた、というわけだ。

 


『戦場の絆』をプレーする際に、ユーザー情報を記録するための『バナパスポートカード』。サブカードを含め、複数枚のカードを使い分けているそうだ。

『機動戦士ガンダム 戦場の絆VR PROTOTYPE Ver.』は、地球連邦軍とジオン公国軍に4人ずつに分かれてプレーする。モビルスーツの操作方法やミッションのクリア条件などについて説明を受けるのだが、作戦会議用のタッチパネルモニターがかっこいい! 自機をドラッグで移動させながら配置し、4人のフォーメーションや動きを決めて作戦を練ることができるのだ。今回のミッションは、地球連邦軍の戦艦を一定時間内に撃墜できるか/できないか、といったものになる。地球連邦軍側は、撃墜を阻止し、ジオン公国軍側は、戦艦の撃墜を目的にプレーする。地球連邦軍側にはガンダムが、ジオン公国軍側にはシャアザクがいるので、それぞれの動きをどう食い止めるかが勝利にカギとなる。


VRコンセプト機『機動戦士ガンダム 戦場の絆VR PROTOTYPE Ver.』。4人でひとチームとなって対戦する。

 

地球連邦軍側の作戦会議用のタッチパネルモニター。これを見ながら機体に名前を入力し、ブリーフィングを受ける。
ブリーフィングが終わるとジオン公国軍の戦艦に向かっていく戦略を立てる。タッチパネルで便利だ。

プレイ前のブリーフィングで使用される作戦会議用のモニター。自機のモビルスーツに名前をつけたり、ドラッグ移動でポジションを確認したりとタッチパネル式になっている。

第1戦目は地球連邦軍として挑戦。「あおにゃん」がガンキャノンに搭乗し、「Tたいさ」としてガンダムに搭乗するマネージャーさんを援護するかたちに。

実際にコンセプト機に座りスタートすると、コックピットの精巧さや動きのリアルさに驚くあおにゃん。出撃時には、「戦場の風を感じた」そうだ。ただ、360度見渡せるという、これまでの『戦場の絆』とは異なるVR空間、若干操作方法の異なるコントローラーに苦戦。最後まで相手のシャアザクを捉えることができず、味方の戦艦は撃墜されてしまった。


VRマスクをつけてVRコンセプト機に着席したら、VIVEを装着してプレーする。左右にあるコントローラーと足元のペダルを操作しながらモビルスーツをコントロールしていく仕組みだ。

第2戦目はジオン公国軍として挑戦。今回も「あおにゃん」はザクに搭乗し、シャアザクに搭乗する「Tたいさ」をサポートするかたちに。

2戦目ということもあり、モビルスーツの動きはスムーズ。戦況は、外部のモニターにリアルタムに映し出せれるのだが、なかなか白熱したバトルを繰り広げながら、最後は見事に地球連邦軍の戦艦を打ち落とし勝利をもぎ取った。あおにゃんも、ガンダムを撃墜する活躍を見せた。


プレー中の4人の声やオペレーターの声は、常にヘッドフォンから聞こえる状態となっている。それぞれが指示を出しながら作戦を決行していく。また、プレー中の戦況はモニターにリアルタイムに映し出されており、待機中のお客さんが見て楽しむことができる。

戦闘部分のプレー時間は、内容にもよるのだが約4分ほどとなっている。しかし実際にプレーしてみると、もっと長い時間に感じられ、満足度は十分。何よりも、憧れのモビルスーツを操りながら宇宙空間を自由に飛び回れるのは爽快だ。機動戦士ガンダムファンはもちろん、『戦場の絆』を初めてプレーするという人でも、最高に楽しめるコンテンツだろう。

 

プレー後はモニターにリプレーの様子が流れる。時間に余裕がある場合は、このリプレーを見ることも可能だ。自機の動きのスムーズさなどを確認するといい。ミッションクリア時の戦艦撃破の場面などは、かなり感動的だ。

今回、プレー後のあおにゃんに、『機動戦士ガンダム 戦場の絆』ユーザー目線で見た『VR PROTOTYPE Ver.』というテーマでインタビューを実施。彼女の視点ならではの話が盛りだくさんなので、ぜひとも目を通してほしい!


『機動戦士ガンダム 戦場の絆VR PROTOTYPE Ver.』をプレーして満足げなあおにゃん。さらに熱が上がり、この後、近くのゲームセンターに『戦場の絆』をプレーしにいったというのだからさすがだ。

 

戦場の絆ガチアイドル・蒼い彗星あおにゃんに聞くVR版「戦場の絆」

 

──『機動戦士ガンダム 戦場の絆VR PROTOTYPE Ver.』をプレーしてみてどうでしたか?

空野 空間の使い方が360度になるので、そのぶん戦いの中での味方の位置関係などをすごく意識しないといけないのが難しかったですね。アーケード版『戦場の絆』とは少し違いました。でも、もともとやっている人なら、2、3回やったらつかめてくると思います。それに、これなら、初めてやる方はもちろん、VR自体を体験してみたいっていう人も楽しいと思いますね。バトルのときに、仲間と一緒に戦略を立てたり、戦闘中もマイクでコミュニケーションがとれるので、なんかもうゲームを超えている感じがします。すごくリアル。

 

──これまでVRをご体験されたことはあるんですか?

空野 『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』の劇場版で、映画を見た人は無料でVRが体験できるっていうキャンペーンをやっていて、そこで体験したことがあります。シャア・アズナブルの出撃シーンだったんですけど、めちゃめちゃカッコよくて! それでVRに興味が湧いて、『戦場の絆』が出ると伺って、さっそくチェックしてました!!

劇場版の体験VRは、動いている映像を眺めているというものだったんですが、今日は実際に自分でモビルスーツを操作することができるし、とにかくすごかったです。なんか風を感じました。「これが戦場の風か!」っていう感じです(笑)。本当にもう進化したひとつのアトラクションですよね。あと、その劇場版の体験VRのほうでは、若干、VR酔いってほどではないのですが、少し違和感を感じてしまって……。きっと苦手な方もいるのかなぁって思っていたんです。でも今回体験したVRコンセプト機は自分で操縦するからなのか、そうした違和感を全く感じませんでした。

 

──確かに激しい動きでも全く酔いがなかったですね。ところで『機動戦士ガンダム 戦場の絆VR PROTOTYPE Ver.』を初めてプレーする方に向けて、アドバイスなどありますか?

空野 そうですね……。だいたいゲームをプレーしているときって前しか見ないじゃないですか?  でもVRは360度全方向見えるし、上からも下からも敵が攻撃してくるんです。だから、普通のゲームのときとは違って、とにかく意識的に首を動かして周りを見るようにしました。例えば敵の位置などは目で見て確認するといいですね。でもだからこそ難しかった……難しいけど、ハマる!

 

──中毒性ありますよね。VR版を体験されていかがでしたか?

空野 今回、選べるモビルスーツが、地球連邦軍側とジオン公国軍でそれぞれ2機ずつだったんですよ。アーケード版『戦場の絆』は、いろいろと好きなモビルスーツを選べるので、そうなってほしいですね。でもきっと、増えますよね。開発者の方に先ほど伺ったら、今後ミッションも増えていくらしいので、すごく楽しみです! あと、私は地上戦をやりたいです。地上戦は、アーケード版に近いと思うんですよ。そして、その中をVRで体験したらどんな感じなんだろうって期待がふくらみますね。

あとは、地上戦のほうが位置関係が初心者にもわかりやすいと思います!  でも、VRの特徴を最大限に生かせるのは、宇宙空間なのかもしれないですね……。

 


──360度はVRならではですよね。もしモビルスーツを選べるとしたら、何に乗るんですか?

空野 ドムですね。ドムはホバー移動(※地面から宙に浮いた状態で移動する方法)するんですよ。あの動きがVRコンセプト機でどう表現されるのか気になります。ただ、地上戦じゃないと意味ないんですけどね(笑)。今日、宇宙空間で戦ってみて思ったんですけど、「足なんてただの飾り」って言う名台詞あるじゃないですか? 本当にそうだなぁ~って思いました。

 

──確かに飾りでした(笑)。そういえばイヤホン越しに聞こえたのですが、コックピットに搭乗した時、すごく感動していましたね。

空野 オタク的には、あの出撃シーンはやばいです。なんか、あれだけで満足しちゃいました。出撃のときにちゃんとGがかかって加速するし、楽しかったです。アーケード版『戦場の絆』でもできたらなって思います。風とかマシンの揺れ感とか、無線がブツブツ言ってる感じなどもすごくリアルだったんですよ。コックピット内のスピーカーからちゃんと聞こえてるリアルな感じ……。あれで推しのオペレーターさんの声で指示が入ってきたら大興奮ですよね。連邦だったらセイラさんがいい!

アーケード版『戦場の絆』では、階級が上がるとオペレーターが敬語になったりするんですよ。そういう階級システムみたいなものがVRのほうでも実施されるといいですね。専用のカードがあって、対戦して勝つとレベルゲージが上がってカードのステイタスを保存できるっていうシステムがあるんです。(カードを見せながら)『青猫特務部隊』っていうのがうちの部隊です(笑)。ネットワークで繋がっていて、いろんな場所の方と対戦ができるんですよ。こないだ台湾でもやってきました。『機動戦士ガンダム 戦場の絆VR PROTOTYPE Ver.』はプロトタイプだと思うので、これが製品版になっていろんな場所に普及すると、同じようなことがVRでも実現するかもしれないですね。早くゲームセンターとかでできるようになるといいなぁ!

 

──そんな日が割と近い気がします! ところでアーケード版『戦場の絆』と比較して操作面で気になるところってありますか?

空野 細かいところが違うので癖がついてしまっている分、慣れるまで難しかったですね。上下移動のときは急加速できないと思っていたんですけど、それができるってわかってからは動きやすくなりました。『機動戦士ガンダム 戦場の絆VR PROTOTYPE Ver.』での「急加速」っていうのが、アーケード版『戦場の絆』でいう「ふわジャン」なんですよ。

ふわふわってジャンプして浮いていることなのですが、上に行きたいときに、ついついふわジャンしちゃうんですよ。上に行こうって思うとペダルを踏んじゃって、左右のレバーを開くっていうのができなかったですね。意識的に覚えちゃってることを変えるのが難しかったです。あと、普通の『戦場の絆』では「タックル」をよく使うんですけど、それが左右のレバーを開くんですよ。VRだとレバーを開くと上にいっちゃうので、チャンスのときに思わずやっちゃって「は!」ってなってました(笑)。

ブリーフィングで説明を受ける操作方法。スタッフさんが丁寧に説明してくれる。

 

──操作方法はブリーフィングでしっかり教わるのですが、初回は実戦になかなか行かせず……僕は横の敵を首を振って確認すればいいのに、機体ごと回したりしてしまって(笑)。

空野 わかります、わかります。あと、レーダーがほしい! 位置関係が理解できなくて。あと、敵と味方で色分けもしてほしいです。同じ色でゲージが出ているので、攻撃するときなど迷うことが多かったです。あとは、3連撃などの連続技を入れたいです!
初心者の方に向けての「トレーニングモード」があってもいいかもしれないですね。もちろん操作説明などはありますが、あとはそのままスタートして戦闘モードになってしまうので、まったくやったことがない方はハードルが少し高いと思います。動きにしても「旋回」と「横歩き」はまったく動き方が違うし、普通はなかなか理解できないんですよね。まずは動きをマスターしてから、戦闘モードに入ったほうが楽しめますね。

 

──確かに2回目は操作しやすかったし、リプレー見たあとだと自分のプレイに反省できますしね。みんなで戦略も立てやすくなりました。

空野 『機動戦士ガンダム 戦場の絆VR PROTOTYPE Ver.』でも、戦闘後にリプレーを見ることができますが、それをYouTubeとかにアップしてほしいです。 映像を持ち帰り、みたいな! アーケード版『戦場の絆』は、有料会員だと1日4回、リプレー動画をYouTubeにアップできるので、いい感じに点数が取れたりなどの気に入ったシーンは動画にしてアップして保存できるんですよ。戦略の復習などもできますし、これはぜひともVRでもやってほしいですね。もちろん、課金します! すでに課金ユーザーですし(笑)。

 

──自ら進んでの課金リクエスト、熱いです(笑)。

空野 VR体験される際には、まずアーケード版をご体験するのもオススメですね。『戦場の絆』、めちゃくちゃ熱いゲームなので是非皆さんもご体験ください!

 

(TEXT BY Ttoshiro Arai)

 

●ゲーム概要
『機動戦士ガンダム 戦場の絆VR PROTOTYPE Ver.』
VR ZONE SHINJUKU 期間限定試験運用
期間:2017年11月10日(金)~2018年1月9日(火)予定
使用チケット:「1day4チケット」いずれのカラーでも体験可能
所要時間:約20分(ブリーフィング時間含む)
対象年齢:13歳以上

 

●インタビュープロフィール
空野 青空(そらの あおぞら)
北陸、東京、名古屋、大阪を中心に全国的に活動を展開しているソロアイドル。1996年10月16日生まれ、ニックネームは「あおにゃん」。「機動戦士ガンダムシリーズ」の大ファンで、出身地は『サイド3』。3rdシングル『3xザ・ライド』発売中だ。
Twitter:@ao__sky

 

●関連サイト

VR ZONE SHINJUKU 公式サイト

空野青空オフィシャルサイト

 

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