HTC VIVEでキーボードを使うための開発キットを発表、11月16日まで開発者を募集
HTCは11月2日、ロジテックのInnovations&StrategyディレクターであるVincent Tucker氏のゲストブログ記事にて、VR空間でのテキスト入力を快適にするためのSDKである、BRIDGE開発キットの発表をした。
開発キットを使用している様子
本キットは「Logitech Gゲーミングキーボード」に「Vive Tracker」を固定する付属品と、関連ソフトウェアで構成しており、希望小売価格は150ドルとなっている。
これを使うことでVR空間にVive Trackerを固定したキーボードの表示が可能になり、自分の指先を見ながらタイピングができるようになる。
また「SteamVR」(関連記事)にも対応しておりSteamVRに基づいて開発したすべてのアプリと互換性がある。下の画像のように様々なスキンを楽しむことも可能だ。
VR内でのスキン適応例その1。
VR内でのスキン適応例その2。
VR内でのスキン適応例その3。
本キットはベータ版でありバグや堅牢性の問題が見つかる可能性があるが、HTCとロジテックはそれらを修正するために継続的に取り組むとしている。また11月2日から11月16日までの間、開発者プログラムへの参加申し込みを50枠まで募集している(申し込みページ)。
(TEXT by まぶかはっと)
関連リンク
・ブログ原文ページ(英語)
・HTC