三菱地所ホームがVR営業ツールを導入 来年1月から18のモデルハウスをバーチャル見学可能に
三菱地所ホームは21日、住宅展示場にある18ヵ所のホームギャラリー(モデルハウス)において、2016年1月16日よりバーチャルリアリティー(VR)営業ツールを導入すると発表した。スマートフォンを使うVRゴーグル「Gear VR」とタブレット端末を利用し、来場者が顔に装着したり手に持って360度写真を見回すことで、モデルハウスの内部に来た感覚で内覧できるようになる。
三菱地所グループは、2015年10月より住宅・オフィスの営業現場でVR技術を活用しており、その流れを受けて三菱地所ホームが新築の注文住宅事業で導入することとなった。
VR営業ツールでモデルハウスを見学してもらうことで、通常の画像では把握しづらいスケール感やインテリアのイメージまで実感できるという。また、複数会場を回る時間も節約可能だ。Gear VRなどを配備する施設は以下の20ヵ所。
1)ホームギャラリー
●東京都
・駒沢ステージ1ホームギャラリー
・駒沢ステージ2ホームギャラリー
・駒沢ステージ3ホームギャラリー
・渋谷ホームギャラリー
・瀬田ホームギャラリー
・オークラランドホームギャラリー
・浜田山ホームギャラリー
・石神井ホームギャラリー
・立川ホームギャラリー
●神奈川県
・平沼橋第1ホームギャラリー
・平沼橋第2ホームギャラリー
・みなとみらいホームギャラリー
・藤沢ホームギャラリー
●埼玉県
・さいたま新都心ホームギャラリー
・さいたま中央ホームギャラリー
●千葉県
・幕張ホームギャラリー
●大阪府
・千里ホームギャラリー
●兵庫県
・西宮北口ホームギャラリー
2)ハウジングギャラリー
・赤坂ハウジングギャラリー
・横浜ハウジングギャラリー
さらに現在でも東京都千代田区有楽町の住宅総合案内所「三菱地所のレジデンス ラウンジ」では、関西圏のモデルハウスや一部分譲マンションのVR内覧を提供している。
注文住宅業界において、全ホームギャラリーの室内空間をリアリティのあるVR画像で視聴できる営業ツールを導入することは非常に先進的な取り組みだといえる。住まい方やデザインへのこだわりを持つ顧客への訴求力向上が期待される。
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