VRアトラクション「サークル オブ セイバーズ」協力プレイもできる最新版が12月より提供開始
Five forは2017年12月上旬から、VRゲーム「CIRCLE of SAVIORS(サークル オブ セイバーズ、以後「CoS」)」の提供を開始する。第1弾としてVR PARK TOKYOなどを運営するアドアーズ、第2弾として韓国のYESHカンパニーに提供を行う。
「CoS」は、PDトウキョウが開発を手掛けるアーケード型VRゲーム。VR空間で様々な方向から迫りくる敵を、コントローラーを振ることで攻撃する。
両手に持ったVRコントローラーには、剣や盾などの他に数種類の武具を選択でき、リーチの短い武器ほど難易度が高くなるとのこと。武器で攻撃する以外にも、広範囲に攻撃できる魔法を発動することもできる。
また、振動ジャケットを装着することで、ダメージを受けた際にジャケットが振動し、身体に衝撃を伝える。これにより、独特の「やられた感」を演出できるとしている。
最新のバージョンでは2人での協力プレイが可能。後衛のプレイヤーは、小型モニター付きの銃型コントローラーを使い、遠距離武器で前衛のプレイヤーを支援する。1人の際も、AIが一緒に戦ってくれるモードを搭載している。
「CoS」の筐体は12月から正規販売を開始するとのこと。またそれに伴い、「CoS」で用いているハードウェア「MR-BOX」に関する技術提供も行っていくとしている。
「MR-BOX」は、Five forが開発する、コンテンツを起動するPCおよびリアルタイム合成を行うための機材を組み込んだ機器。グリーンバック内の体験者をカメラで撮影することでゲーム画面と体験者のプレイの様子を合成し、VRやARに活用する。現在、特許出願中。
(TEXT by 高橋佑司)
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