東京ジョイポリスに日本初上陸! 対人VRシューティング「TOWER TAG」先行体験レポート
1月12日、ジョイポリスが新しく設置する新VRアトラクション「TOWER TAG」の体験取材を行うことができた。今回はその新しいアトラクションについて紹介していこう。
TOWER TAGはドイツのVR Nerdsが開発したゲームであり、ジョイポリスで運用するにあたりCAセガジョイポリスがライセンス契約している。そしてジョイポリスで体験が可能となるのは2月9日からとなる。
移動しながら撃ち合うガンシューティング
TOWER TAG 紹介動画
ゲームは2人対2人の対人型のガンシューティングとなっており、上の画像のような柱の建った島々を移動しながら撃ち合うというもの。
ルールは敵か味方のどちらか全員が倒れるまで試合を続け、生き残ったチームはそのラウンドのポイントを獲得する。そして、全員が復活した状態で新たなラウンドを開始するという流れを約5分間繰り返し、最終的にポイントを多く取ったチームが勝利となる。
アトラクションで使用するVIVEヘッドセットとコントローラーを装着したハンドガン。ハンドガンは長押しでビームを連射でき、移動の際にもこれを使う。
VR内でのハンドガンの見た目。上部のハートはプレイヤーのHPを表しており4、5回撃たれるか、1度頭を撃たれてしまうと倒されてしまう。
このアトラクションで体験者は基本的に歩いたり走ったりなど自ら移動する必要は無く、宙に浮く柱の建った小さな島をワイヤーのようなもので移動することができる。
移動するには前述のハンドガンで移動したい島の柱の頂点に狙いを定める。
プレイヤーはチーム毎に振り分けられた色の島にしか移動ができないため、移動する前にトリガーを長押しして柱とハンドガンを接続し、自分のチームカラーに染める。
柱が染まりきれば移動できるようになるので、ワイヤーを引っ張るようにハンドガンを引くと…
その島に移動することができる。
試合ではこのような移動を繰り返しつつ、優位な位置をとり戦うことが必要になる。
まるで映画「TRON:LEGACY」のような世界
映画「TRON:LEGACY」オフィシャルトレーラー
このゲームのデザインは映画「TRON:LEGACY」を想起させるようなもので、その映画のファンであればとてもワクワクするデザインなのではないだろうか。話によればその作品をオマージュしたと言わないまでも、レトロゲームを意識して作っているとのこと。
ゲームのルールや操作はとても簡潔であり、同施設内に設置しているVRアトラクション「ZERO LATENCY」(関連記事)のように、少々重いバックパックを背負うことや動き回る必要がないので、誰でも楽しむことができそうだ。
プレイヤーが動く範囲も3メートル四方の狭い空間なので、体力に自信の無い筆者でもあまり疲労を感じずに体験することができた。
このアトラクションの1回の体験料金は税込み800円となっており、フリーパスを購入すれば何度でも体験することができる。また、予約なども不要なので気軽に遊ぶことができるだろう。
ただし、13歳未満の子供は体験できないので子供を連れてくる場合は注意が必要だ。
今後はこのアトラクションをeスポーツにすることを目指し、様々な場所で体験できるようゲームセンターやカラオケ店などへの設置に向けて交渉を進めているとのことだ。
(TEXT by まぶかはっと)