DJI、小型・高性能ドローン新製品「MAVIC AIR」発表
DJIは、折りたたみ式4Kドローン「MAVIC AIR」を発表した。「Mavicシリーズ」を継承し、旅行やアウトドア好きなユーザーを対象に開発。高性能でスマートな機能性を備え、究極の携帯性を実現している。
「MAVIC AIR」は、優れた画質を映す4Kカメラや、新しいQuickShot、SmartCaptureによって、誰でも簡単に高品質な写真と動画撮影ができ、「FlightAutonomy 2.0」と「Advanced Pilot Assistant System(高度操縦支援システム)」の搭載により、スマートかつ安全な飛行を可能にした。今回の発表にあわせて、DJIのプレジデントであるRoger Luo氏は以下のようにコメントしている。
●DJI プレジデント Roger Luo氏 コメント
「パワフルなのに携帯性に優れ、リーズナブルでありながら先進技術を搭載したMavic Proは、コンシューマー向けドローンに革命を起こしました。そして、Mavic Proのすべての特性を次世代へと進めた、DJI史上最高のドローンとして、今日、Mavic Airを発表します」
「MAVIC AIR」は、重量わずか430gで、DJI史上最も携帯性に優れたドローンだ。折り畳み可能なアームとプロペラは、空気力学の観点から最適に設計されたスレンダーなフレームにぴったりと収まり、折りたたむとスマートフォンと同等のサイズになる。
3軸ジンバルはフレームにより保護され、3方向の衝撃吸収部から吊り下げることで、振動が大幅に低減し、安定性のある撮影が可能。パワフルなカメラは1/2.3 CMOSインチセンサーと35mm判換算の24mm相当のF/2.8レンズを搭載し、高品質な写真と動画が撮影できる。また、新しいHDRアルゴリズムによって、鮮やかできめ細やかな12MPの静止画の撮影が可能。ハイライトとローライトの細部を再現し、日の出から日没まで、美麗な写真が撮影できる。
動画は、DJIのコンシューマー向けドローンの中で最も高品質で安定・滑らかな4K、30fps動画を、最大ビットレート100Mbpsで撮影。動きの多いアクションシーンも、1080p/120fpsのスローモーション動画で撮影できる。
microSDカードスロットとは別に、DJIでは初めて8GBの内蔵ストレージを搭載。写真と動画を機体に直接保存できる。データエクスポートは、新しく追加されたUSB-Cポートを使用して簡単に行える。
そのほかにも、明瞭で美しい32MPの全天球パノラマ写真を約1分間で作成できる新しい「Sphere Mode」の搭載や、被写体の自動検知や追尾を行うインテリジェントフライト機能「ActiveTrack」の強化など、さまざまな面でより優れたドローンに進化を遂げている。
MAVIC AIR
・先行予約開始日:1月24日
・出荷開始:1月28日(予定)
・価格:10万4000円(税込)
・カラー:3色(オニキスブラック / アークティックホワイト / フレイムレッド)
・内容:
- 機体
- バッテリー
- 送信機
- キャリーケース
- プロペラガード(1組)
- プロペラ(4組) など
MAVIC AIR Fly More コンボ
・先行予約開始日:1月24日
・出荷開始:1月28日(予定)
・価格:12万9000円(税込)
・内容:
- 機体
- バッテリー(3個)
- 送信機
- トラベルバッグ
- プロペラガード(1組)
- プロペラ(6組)
- バッテリー充電ハブ など
(TEXT by 津久井箇人 a.k.a. そそそ)
●関連リンク
・MAVIC AIR 製品ページ
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