VTuberゴリラが歌う「また逢う日まで」のクオリティが高すぎ
バーチャルYouTuberのゴリラは、1月29日に新作動画「ゴリラオンステージ 『また逢う日まで/尾崎紀世彦』」を公開した。タイトルの通り、尾崎紀世彦さんの名曲「また逢う日まで」を歌う内容だが、その歌唱力の高さが話題となっている。
ゴリラ(バーチャルゴリラ)は、1月13日に動画配信デビューしたばかりの新鋭バーチャルYouTuberの1人もとい1頭だ。PANORAでは、輝夜月による「めずらし!! 喋れるゴリラだ!!」がミラクルな現象引き起こした際に紹介したので、ご存知の方も多いのではないだろうか。
そんなゴリラが1月29日に公開した動画で、歌声を披露している。
Vtuberの先輩、富士葵様を見習いまして、
歌の動画を投稿させて頂きました。
拙作ではありますがご視聴いただけますと幸いです。「また逢う日まで/尾崎紀世彦」https://t.co/24QOr2lEC5#バーチャルゴリラ #バーチャルyoutuber pic.twitter.com/zgxmw7q4qU
— Virtual_Gorilla(バーチャルゴリラ) (@Gorilla_Virtual) January 29, 2018
もともとバーチャルYouTuberファンの間では、そのトークの甘い低音ボイスが密かな話題となっていたが、歌声の披露は今回が初めて。チョイスした楽曲は昭和の名曲、尾崎紀世彦さんの「また逢う日まで」だ。過去の動画によると年齢は3歳(おそらくゴリラ年齢)のはずだが、1971年発表の人間の曲をどのように知ったか、この際経緯などはどうでも良い。とにかく一度、彼の歌を聴いてもらおう。
クオリティ高すぎィ!
富士葵を見習って歌の動画を投稿したというのだが、その歌の上手さには先輩バーチャルYouTuberのミライアカリもTwitterで絶賛している。
うまぁぁぁぁああい( ’ω’)/w
— ミライアカリ(Mirai Akari) (@MiraiAkari_prj) January 29, 2018
筆者は音楽関係の仕事もしているのだが、正直なところ、昨今はリアル・バーチャル問わず、さらにはプロ・アマ問わず、歌を上手く唄える人は星の数ほどいると感じている。しかし、ゴリラはただ上手いだけでなく、力強さに頼らない柔らかな表現力、美しい低音、心地良いビブラート(声の揺らぎ)を持っており、しかもゴリラなのだ。まさに「天性の才能を持ったゴリラ」と評さざるを得ない。
バーチャルYouTuberとしてデビューしてまだ半月ほどのゴリラのポテンシャルは、これまでチャンネルで公開している動画だけでは計り知れない部分も多い。徐々にバージョンアップしていく彼の体にも注目しつつ、今後どのような動画をアップしていくのか、しっかりと見届けていきたい。
(TEXT by 津久井箇人 a.k.a. そそそ)
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