盛り上がった闘会議2016の会場 「自作」360度カメラのパノラマ動画で歩いてみよう!
1月30、31日に幕張メッセで開催されたゲーム実況とゲーム大会の祭典「闘会議2016」。PANORAでもブースを出展しましたが、2日間で4万7000人が訪れたという会場は、非常に熱気で溢れていました。
そんな活況を少しでもお伝えできればと、会場を歩き回って撮影した360度動画をまとめていただきました。スマートフォンではYouTubeアプリを、パソコンではGoogle Chromeなどのウェブブラウザーを使うことで、視点を動かして閲覧できます。
カメラマンは、nakmuraさん。nakmuraさんといえば、ソニーのアクションカムを複数台組み合わせたオリジナルの360度撮影システムをつくられていますが、今回の機材はなんと自作! レンズ2つを基板にくっつけたものとなっております。
急遽組み上げたら、Thetaみたく出来上がった。 pic.twitter.com/7P9Rflo8vv
— aya: 魔改造な人 Makaizore (@nakano_muramoto) January 24, 2016
機材の仕様は、
・イメージセンサ・基板 FDR-X1000V(ソニー製アクションカム)
・レンズ:220度・M12レンズ(Alibabaで検索)
・フレキ:長さ150mm(フレキメーカに発注)
・ケース:ユニバーサルアーム(タミヤ)
といったもの。撮影フォーマットとしては、4320×2160ドットでは30fps、2160×1080では120fpsまで撮影できるとのこと。今回は1920×1080ドット/60fpsの2台で撮影し、編集後に2880×1440/60fpsに変換しています。
nakmuraさんより、「ステッチ後に少しズームになってしましました。画質もいまいちなので恐縮ですが、今後も精進していきます。カメラの改造のご相談もお待ちしています」というコメントもいただきました。
2Kでは人の顔までは確認できないものの、どこにどれくらい人が集まっていて、何に興味を持っているかが伝わってくると思います。ぜひチェックしてみてください。
(文/Minoru Hirota)
●関連リンク
・闘会議2016を360パノラマで撮影してみた(YouTube)
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