テクノブラッドとFOVEが提携 日韓7000店舗のネットカフェでVR配信プラットフォームを形成
テクノブラッドとFOVEは4日、両者で提携し、ネットカフェをVRの体験場所として整備していく「Virtual Gate Project」を推進していくと発表した。テクノブラッドがFOVEが開発中のVRゴーグル「FOVE」をネットカフェに無償提供し、日韓合わせて約7000店舗のネットカフェに来店する月間約2500万人にアプローチできるVRコンテンツの配信プラットフォームを形成していく。
FOVEは、視線追跡機能で世界初をうたうVRゴーグルで、ユーザーの目線を検知することで、目でメニューやボタンなどを指示したり、バーチャル世界のキャラをアイコンタクトをとるといった操作を実現してくれる。また、ユーザーが見ているところのみを高解像度で表示する(Foveated Rendering)ことで、PCのグラフィック処理の負荷を下げることも可能だ。
テクノブラッドは、日本のネットカフェでは「プロビジョン」というコンテンツ配信ソリューションを展開しており、インターネットカフェの90%以上、10万台のパソコンにコンテンツの自動インストールやアップデートを提供しているという。また、韓国でも関連会社のN Media Platformが、「Geto」および「multiself」といった配信プラットフォームを用意する。
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