気化したお酒を吸って楽しむ 新製品クラウドファンディング開始
食品関連技術の開発を行っているNatureGift Technologyは、2月15日よりクラウドファンディングプラットホームMotionGaleryにて気化したアルコールを味わう新感覚のお酒グッズ「AIRCPHOLIC(エアクフォリック)」のプロジェクトを開始。日本での先行予約販売を行う。
AIRCPHOLICは、加熱でアルコールを気化させることで、アルコールの蒸気を楽しめるお酒グッズ。食品研究分野に使われる評価手法、官能検査(Sensory Evalution)による指数に基づいて開発を行っている。
官能検査では、専用試験設備による測定や物質分析と比べ、より消費者が感覚的に満足できる食品を作ることが可能としている。
AIRCPHOLICでは、プロトタイプ段階から官能検査の手法を利用し、温度や気体の密度など様々な条件を組み合わせ研究。その組み合わせの中で、90%以上の消費者が高く評価したものをベースにして開発しているとのこと。
度数35度以上のお酒を入れ、気化したお酒の風味をストローで味わうことで、葉巻(シガー)のような不思議なアルコール体験を楽しむことができる。
同製品は2017年に台湾でのクラウドファンディングを通して4400万円の資金を募集。2018年に日本市場を初の海外市場として展開を計画しており、MotionGalleryでファンディング/先行予約販売を開始する。
支援金額は1万6900円からとなっており、4月13日 23:59までに100万円の資金調達を目標としている。
(TEXT by 高橋佑司)
●関連リンク
・MotionGalery「AIRCPHOLIC」