「VIRTUAL GATE」導入店舗1000を突破 今後はPC向け一般公開も
施設設置型VRコンテンツプラットフォーム「VIRTUAL GATE」を展開するテクノブラッドは3月1日、日韓のインターネットカフェへのVIRTUAL GATEの導入店舗数が、1000店舗を突破したことを発表した。
VIRTUAL GATEは、日韓のインターネットカフェを中心に展開している、手軽にVRコンテンツを遊ぶことができる施設設置型のVRコンテンツプラットフォーム。
アイトラッキング機能を搭載した高性能ヘッドマウントディスプレイ「FOVE」に対応しており、VIRTUAL GATE対応のインターネットカフェでは、FOVEを使ってのVR体験ができる。
その名の通り「VRの入り口」として、ヘッドマウントディスプレイを所有していない、VR施設には行き難い、というユーザーでも近所のインターネットカフェの個室で気軽にVRを楽しむ事が出来るサービスを目指している。
導入店舗数は国内47都道府県で600店舗を突破し、日本で550タイトル以上、韓国では約250タイトルのVRコンテンツを体験することが可能。サービスのイメージキャラクターはバーチャルYouTuberの「キズナアイ」が担当している。
▲VIRTUAL GATEで体験できるコンテンツ例
今後の展望としては、日本国内のみで1000店舗、さらに韓国国内でも1000店舗の導入を計画。掲載コンテンツ数1000本を目指し、3DVR動画やゲームだけでなく、住宅情報、旅行体験など、日常に密接した情報VRコンテンツの発信も行っていくとのこと。
そのために、国内コンテンツはもちろん、欧米や中国など海外へも積極的にアプローチし、VIRTUAL GATEを通して世界中のVRコンテンツを遊ぶことができる環境を整えていくとしている。
また、「スマホ上でのVIRTUAL GATEのポイント購入」「購入したVR動画コンテンツを自身のスマホで視聴」などができるiOS/Android用アプリのリリースや、自宅でVIRTUAL GATEを利用できるPC用アプリケーションのリリースも予定。
VRゲーム内課金のAPIを実装し、Free to PlayのVRゲームを展開可能になるアップデートも計画しているとのことである。
(TEXT by 高橋佑司)
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