AIで自分好みに成長するメイドカーナビ、エディアとSPJが共同開発
スマートフォンゲーム開発を行うエディアは3月12日より、AIソリューション企業SPJと、AI(人工知能)関連技術を活用した次世代カーナビ/ゲーム等の開発を目指す共同研究開発を開始する。
本共同研究開発では、ユーザーの行動や会話をAIが学習。ユーザー毎の趣味、趣向に合わせて自動で最適化した世界観/キャラクターを形成するサービスの提供を目指し、以下のようなコンテンツを開発するとのこと。
【第1弾】徒歩・カーナビアプリ「MAPLUS+声優ナビ」の音声操作・対話エンジン
「MAPLUS+声優ナビ(以下「MAPLUS+」)」は、人気声優が演じるキャラクターがナビゲートするエディア開発のナビアプリ。同アプリに、独自のネットスラング用語を用いた音声対話や音声操作を高精度で実現するための対話エンジンを共同開発する。(2018年内にリリース予定)
【第2弾】会話・行動を学習し、ユーザー固有の性格に育つメイドカーナビAI
ユーザーをナビゲートするメイドキャラクター(AI)がユーザーとの対話や行動、メイドキャラクターとの親密度、ユーザーの趣味や趣向を学習し、そのユーザー固有の性格に育つメイドカーナビAIを開発し、MAPLUS+に搭載する。(2018年内にリリース予定)
本共同研究開発においては、多彩なスマホゲームやナビアプリを開発するエディアが商品/サービスの企画や学習データの収集を担当。AIソリューション企業であるSPJがAI関連技術(機械学習、ディープラーニング、自然言語処理、ビッグデータ解析 等)の支援を行う。
2社では、上記のコンテンツ開発に加え、 MAPLUS+以外の商品やサービスへのAI適用や、ユーザーの購買履歴等のビッグデータを学習/解析し、そのユーザーに適した商品やサービス、ゲーム内アイテム等の提案を行うリコメンドエンジンの開発なども予定。
また、各商品、サービスのグローバル展開(英語圏、中国語圏、スペイン語圏 等)も順次行っていくとしている。
(TXT by 高橋佑司)