イオンとグリー開発の子供向けVRゲーム、日中で稼働開始
イオンファンタジーとグリーは3月14日より、アミューズメント施設「モーリーファンタジー」にて、子ども向けVRゲーム「VRぶっとび!バズーカ」と「VRどっかん!ブロック」2機種を稼働開始した。
また、2018年夏には「VRびっくり!スライダー」を追加し、合計3機種のアミューズメント施設専用子ども向けVRゲームを稼働予定としている。利用料金は1プレイ200円となる。
一般的に普及している複眼のHMDは、子どもの目の発達に影響を与える可能性があるとされているが、今回モーリーファンタジーに導入するVRゲームでは、オリジナル単眼HMD「VRメット」や、のぞき込めるゴーグル型の単眼HMDを採用している。
これにより、目の負担を軽減し子どもでもVRゲームを遊べるよう開発しているとのこと。
子どもが簡単にかぶれるヘルメット型HMDとして独自開発を行った「VRメット」は、ミラーを利用した機構でモニターと目の距離を確保することで従来の単眼HMDよりも見やすい構造になっているとしている。
「VRメット」は「VRどっかん!ブロック」「VRびっくり!スライダー」の2機種に、ゴーグル型の単眼HMDは「VRぶっとび!バズーカ」に搭載している。
また、これまでのVRアミューズメント施設ではHMDの装着やユーザーの動きを補助する誘導員が必要だったが、今回開発したVRゲームはHMDやモニター、体感型の椅子が一体となった筐体であり、誘導員が不要となっている。
同時に、筐体に直接コインを投入してプレイする都度課金を導入し、課題であったオペレーションコストを削減することで、1プレイ200円での利用を実現し、より手軽なVR体験の機会を提供を可能にしている。
イオンファンタジーとグリーでは、「子どもも遊べて笑顔になれるVR」をテーマとした、世界中の子どもたちが楽しめる先進的なゲームを、モーリーファンタジーから世界へと発信していくとしている。
●VRゲーム概要
・「VRぶっとび!バズーカ」
導入日:3月14日(水)より順次稼働開始 3月17日(土)全店稼働予定
プレイ人数:1人
料金:200円
対象年齢:3歳以上
概要:
巨大バズーカで360度から襲ってくる恐竜をぶっ飛ばそう!
回転する椅子に座り、バズーカに取り付けられたモニターを覗くとそこはもう恐竜の星。自分の足で好きな方向へ回転し、バズーカのトリガーをひきまくれ!君は恐竜をどれくらい倒せるかな?
・「VRどっかん!ブロック」
導入日:3月14日(水)より順次稼働開始 3月17日(土)全店稼働予定
プレイ人数:1~2人
料金:1人プレイ 200円、2人プレイ 400円
対象年齢:3歳以上
概要:
ブロックトイファクトリーで巨大ブロックのおもちゃを組み立てよう!「VRメット」をかぶって大きなブロックボタンを押せば、巨大ブロックが飛び出すよ!君はブロックのおもちゃを何個つくれるかな?
・「VRびっくり!スライダー」
導入日:2018年夏予定
プレイ人数:1人
料金:200円
対象年齢:3歳以上
概要:
びっくりするくらい長いすべり台で、ファンタジーな世界を冒険しよう!「VRメット」をかぶってすべり台にのれば、そこは見たことのない不思議な世界!びっくりギミックが次々と飛び出すよ!君はいくつびっくりギミックを見つけられるかな?
(TEXT by 高橋佑司)
●関連リンク
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