グリーとHTCが業務提携を発表 アミューズメント・レジャー施設にVR体験を共同で提供
グリーと台湾のHTCは10日、日本国内におけるVRの業務提携で合意したと発表した。テーマパークやアミューズメント施設、カラオケ、ショッピングセンターなどにVR体験を共同で提供していく。
グリーは、昨年9月の東京ゲームショウにて初のVRコンテンツである「サラと毒蛇の王冠」を公開(ニュース記事)。11月にはVR開発の専門スタジオである「GREE VR Studio」を設立して、スマホ向けゲーム「シドニーとあやつり王の墓」をリリースした。また、5月10にはVRカンファレンス「Japan VR Summit」(JVRS)を開催予定だ。
HTCは、PC向けゲームのダウンロードサービス「Steam」を手がける米Valve(バルブ)と共同開発したPC向けVRゴーグル「HTC Vive」を4月に発売予定だ(ニュース記事)。2つの位置トラッキング用のベースステーションを対角線上に置くことで、最大5×5mの範囲を歩けるようになるのが特長だ。
プレスリリースでは、「より多くの一般消費者の方に最高のVR体験を提供する事で、VR市場の拡大と新しいエンターテインメントの創出に貢献していきます」と言及している。
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