KDDIがバーチャルキャラ用AIを独自開発 初音ミクなどで5月から実証実験

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KDDIは4月26日、バーチャルキャラクターとxR技術を活用したビジネスの開発を開始し、2018年5月以降、パートナー企業とともにビジネストライアルを実施することを発表。「ヒトとバーチャルキャラクターがインタラクティブにコミュニケーションできる世界の実現」を目指すとしている。

KDDIは過去に初音ミクでおなじみのクリプトン・フューチャー・メディアと、ARアプリ「ミク☆さんぽ」の開発を行ってきた。両社はちょうど1年前の2017年4月、「SNOW MIKU 2017」で実施したAR実証実験「ミク☆さんぽの好評を受け、AR/VR/MR技術などを活用したコンテンツ事業を協力して実施する基本合意を行っている。

この「ミク☆さんぽ」で培ったAR表現に加え、周囲の物体や音声など現実世界の状況を認識・理解してバーチャルキャラクターが行動するAIを独自開発し、より自然なキャラクターとのコミュニケーションを実現するという。

 

▲クリックで拡大

本AIの開発にあたり、クーガーがリアルタイム映像認識エンジンの提供、およびバーチャルキャラクターAIに関する技術協力を行った。

また5月から順次、下記パートナーとともにバーチャルキャラクターを活用したビジネストライアルを実施していく予定だ。

クリプトン・フューチャー・メディア株式会社
バーチャルシンガー「初音ミク」を起用したARアプリ「ミク☆さんぽ」を活用したロケーションARビジネス

フィールズグループ
主に、フォトリアル領域のインタラクティブ化を目指したビジネス実証

パソナテック
パソナテックシステムズ
バーチャルキャラクターの派遣事業”を目指したトライアル

長野県飯田市
くらし豊かな都市デザインの共創
伝統文化と先端技術を融合させた「キャラクターとまちの共生」に向けたxR実証実験

 
(執筆 花茂未来

 
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KDDI

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