最先端の教育が集う第9回教育ITソリューションEXPO、5/16~18に開催
リード エグジビション ジャパンは、5月16日~18日に東京ビッグサイトにて、「第9回 教育ITソリューションEXPO」を開催する。VR、ロボット、AIなど、教育分野向けの先端テクノロジーが集まる日本最大級のイベント。新しい学びのエリア「学びNEXT」を特設している。
VR、ロボット、AI、3Dプリンタなど、先端技術が席巻する時代に、さまざまな教育現場で使用される最新技術やサービスが一堂に出展。「教育はどのようなイノベーションを遂げたのか」「子どもたちが、将来活躍するために何が必要か」といった点を掘り下げていく。
そんな「新しい学び」を提供する企業の一部と出展内容を紹介。
●トリコル – VRの利用
「Edcol」は、教科書に沿ったガイド音声を聞きながらバーチャル空間の地層や化石を採掘するといった、現実では難しい実験を学習体験できるVRコンテンツだ。夜間の天体観測実験の場合、生徒の安全面や観測日の天候、観測ポイントなどの不安材料も多いが、「Edcol」を利用することで海外や宇宙での実験体験も容易に提供が可能となる。
歴史の授業では、教科書ベースの読んで知識を「詰め込む」のではなく、VRによって生徒自身が当時の時代に入り込み、生活を疑似体験。より興味・関心を深め、学習意欲の向上にも繋がる。
●Formlabs – 3Dプリンタの利用
海外では、子どもの試行錯誤する力が身につくことから、教育現場での3Dプリンタの導入が進んでいる。これまでは木材や金属などを加工して手にしていた作品だが、3Dデータをもとにさまざまな素材を用いて、高精度かつ容易に3Dプリントして作品を具現化できる。
また、今までは紙面の図やイラストから想像した事象や定理に対し、3Dプリントした立体物や可動物によって理解が促進。発案、試作、検証、改善といったものづくりの現場で行われている実際のプロセスを体験、理解することで、自らの将来の希望や展望を導き出すことを支援する。
●GLI Technology – AI・AR・ロボットの利用
「Gomer」は、複雑なプログラミングが不要で、ブロックを積み上げるようにモジュールを組み合わせて使用。誰でも簡単かつグラフィカルにプログラミングできる。
プログラム通りにロボットが動くことはもちろん、AIを搭載することによって感情を伝えてくる姿に子どもたちも夢中に。ARで障害物をスマホ上に表示させ、プログラミングしたロボットに障害物を回避させながら走行させることも可能。ほかにもさまざまな機能を兼ね揃えている。
第9回 教育ITソリューションEXPO
・開催日時:5月16日~18日 10:00~18:00
・会場:東京ビッグサイト 西ホール
(東京都江東区有明3-11-1)
・主催:リード エグジビション ジャパン
・後援:
- 全国ICT教育首長協議会
- 日本教育情報化振興会
- ICT CONNECT21
- 大学ICT推進協議会
- 私立大学情報教育協会
- 日本イーラーニングコンソシアム
・同時開催:第1回 学校施設・サービス展(新規展)
※商談を目的とした展示会のため、一般の方や18歳未満の方の入場は不可。
(TEXT by 津久井箇人 a.k.a. そそそ)
●関連リンク
・教育ITソリューションEXPO ウェブサイト