VR版テトリス「TETRIS EFFECT」発表! ノリノリな本作の開発はRez Infiniteのエンハンス
エンハンスとザ・テトリス・カンパニーは米国時間6月6日(日本時間6月7日)、テトリス誕生34周年にあたるこの日にPS VR対応タイトル「TETRIS EFFECT」を発表した。
E3 2018のPlayStationブースでプレイアブルデモも一般公開する。
▲「TETRIS EFFECT」アナウンストレーラー
TETRIS EFFECTは、プレイヤーがテトリスのプレイ後に、映像や思考、さらには夢の中にもテトリミノ(テトリスのブロックの名称)のイメージが表れる実際の現象にちなんで名付けた。なおTETRIS EFFECT現象は日本語ではテトリス効果と呼ばれている。
プレスリリースの紹介文によれば「美しく幻想的な3Dの世界とともに、魔法のような不思議な没入感を増幅します。音楽、背景、サウンド、特殊効果、テトリスブロックの落下まで、すべてがプレイヤーの操作に完璧にシンクロして、脈打ち、踊り、光り輝き、炸裂します」とのこと。
トレーラーで公開されているゲーム映像を見ると、幻想的な映像と心地良くのれる音楽と共に、テトリスのブロックが消えていくのが分かる。この電子トリップできる不思議な感覚はRez Infiniteとテトリスが合体したような印象だ。
「TETRIS EFFECT」の特徴
「TETRIS EFFECT」の開発はRez Infiniteを手がけたクリエーターの水口哲也氏などが担当。「ゾーン」というシステムでテトリスブロック落下を止められるあたりは、音楽を聴きながらゆっくりブロックの組み合わせを考えられそうだ。
このほか、テトリスで同じみのモードに加え、まったく新しいモードも追加予定とのことで、詳報が待ち遠しい。
以下、プレスリリースから特徴部分を引用する。
・数々の賞に輝く「Rez Infinite」や「ルミネス」に携わった開発者たち:世界的クリエーターの水口哲也と、株式会社Monstars、レゾネア社が開発を担当。
・まったく新しい「ゾーン」システムを導入。プレイヤーは「ゾーン」に入ることで、時間(とテトリミノの落下)を止めることが出来、ゲームオーバーになりそうな危うい状況を切り抜けることも、ブロックを積み重ねて、より多くのボーナスを狙うことも可能。
・30以上の異なるステージが、それぞれに固有のサウンドトラック、サウンドエフェクト、グラフィックスタイル、背景を持ち、プレイするにつれてどんどん進化し、変化する。
・標準的なディスプレイ(PS4™Proでは最大4Kと60fpsまで対応)でも、没入感あふれる3D体験のPS VRでも、どちらでもプレイ可能。
・テトリス・プレイヤーに人気のマラソン、スプリント、ウルトラモードに加え、まったく新しいモードなど追加予定。詳細は後日発表。
・プレイヤーの認定やレベルシステム、難易度設定など、何度でも遊べる要素に対応。
Rez Infiniteのように不思議な没入感で楽しめそうな「TETRIS EFFECT」。トレーラーによれば発売は2018年秋とのこと。
E3 2018で開催する「PlayStation E3 2018 Showcase」は、日本時間6月12日午前10時にライブ配信も行うため、そこでの続報にも期待が高まる。
▲トレーラーの最後にFALL 2018の文字が。
(執筆 花茂未来)
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