DeNA、「Avatar Play」サービス開始 10万点以上の3Dアバターアセットが利用可能
ディー・エヌ・エーは、10万点以上の3Dアバターアセットを利用できるサービス「Avatar Play(アバタープレイ)」の提供開始した。第1弾としてGear VRでアバターアセットを自社サービスで利用できるように、着せ替えアプリ「Avatar Fit(アバターフィット)」と、開発者向けUnity対応「アバターSDK β版」を同時に提供開始している。
「アバターSDK β版」を利用して開発したGear VRアプリは、アバターを自社で制作せずに、10万点以上の3Dアバターを導入することで、個性豊かなアバターを利用できる。着せ替えアプリ「Avatar Fit」と連携することにより、ユーザーは異なるアプリ間でも同じアバターが利用できるため、利便性も向上する。
インタラクティブブレインズが開発しているVRパーティゲーム「VR アバター鬼ごっこ」のGear VR版では、「Avatar Play」を先行導入している。
▲「Avatar Play」導入イメージ
「Avatar Play」以外にもAIの学習モデルの構築に活用するなど、Mobage上で提供してきた10万点を超える3Dアバターアセットと、その開発および制作ノウハウを活かし展開していくことで、VR/ARコンテンツの開発ハードルを下げ、3D市場の発展に貢献すべく、取り組みを進めたいとしている。
Avatar Play
●Avatar Fit
・配信開始日:6月12日
・配信形式:Gear VRアプリ
・ジャンル:ユーティリティ
・利用料:無料
・対応OS:Android OS 5.0以上のGear VRに対応したSamsung Galaxyスマートフォン端末
●アバターSDK β版
・公開開始日:6月12日
・公開形式:Unityパッケージ
・ジャンル:ライブラリ
・利用料:無料
・対応OS:
- 開発環境 Unity5.6以上が動作するMac、Windows
- 実行環境 Android OS 5.0以上
(TEXT by 津久井箇人 a.k.a. そそそ)
●関連リンク
・Avatar Play Developers ウェブサイト