グリー、VR活用支援ソリューション「XTELE」の提供を開始
グリーは、VRを活用したサービス提供を支援するソリューション「XTELE」(クロステル)の提供を6月27日より開始した。
エンターテインメントをはじめ、企業や教育現場、営業、プロモーションなどさまざまな分野で活用が進むVR技術。しかし、いざVRを活用したサービスを始めようとしても、どうやってVR映像を作ればいいのか、イベント会場などでの端末管理やオペレーションの問題など、解決しなければいけない課題は多い。
「XTELE」は、VRを中核としたTELEPRESENCE(遠隔臨場感)技術を、高品質、効率的、効果的に活用するためのソリューション。VR映像の企画制作、会議室やイベント会場といった特定ロケーションでの利用、ネットワーク配信に必要となるコンポーネントをワンストップで提供する。
▲「XTELE」のサービス構成。
「XTELE」の特徴
●高品質なVR映像制作
独自のステレオ立体視撮影機材や量産可能な編集ワークフローを持つシータとの資本業務提携により、業界トップレベルの3DVR映像制作の提供が可能。
●ローコスト運営を実現するロケーション管理
会議室やイベント会場など、特定のロケーション内で必要な機能を提供。接続端末の管理や一括再生機能などにより、オペレーションコストを抑制できる。
●視点最適化技術によるネットワーク配信管理
多店舗で多数のコンテンツを配信する際に必要となる映像配信システム基盤を提供。ストリーミング時には、Yerba Buena VRのFOV(フィールド・オブ・ビュー)機能により画質と伝送データ量抑制を両立できる。
▲Location Management 管理者用端末画面。
▲Online Distribution コンテンツポータル画面。
(Text by TKG)