iPhone/iPadで手軽に3Dキャラを動せる「Bot3D Editor」がVTuber向けガイドを用意
heuristicは9日、3Dアニメーションエディタ「Bot3D Editor」をバージョンアップし、3Dキャラの動画コンテンツを作成できる新機能を追加したと発表した。
「Bot3D」は、企業のカスタマーサポートなどで利用され始めているチャットボットを3D化し、会話と動き、演出効果を加えられるチャットボットプラットフォーム。今回の動きをつくれる「Bot3D Editor」に加えて、3Dキャラと声で話すエージェント「Bot3D Player」、チャットボットとの会話をつくるウェブサービス「Bot3D StoryGraphEditor」の3要素で構成している。
Bot3D Editorでは、iOSの「ボイスメモ」アプリやパソコンの合成音声ソフトでセリフの音声を作成し、Bot3D Editorに取り込むと音に合わせて口を開閉してくれる「口パク」が可能だ。キャラの動き(モーション)はプリセットから選択可能。ポーズや手、表情、カメラワークなどを調節して、動画として書き出すことが可能だ。なお、3Dモデル自体は、標準の女の子と猫から選べる。
ポーズの調整。
表情の調整。
手の動きも細かく調整可能。
モーションはプリセットから選べる。
着せ替えも可能。
「Bot3D Editor」で作成したモーションは、「Botモーション書出し」で「Bot3D StoryGraphEditor」に「ストーリー」として保存し、「Bot3D Player」でキャラクターに反映して動かせる。
heuristicは、その魅力について「リアルタイムでパフォーマンスしなくても、じっくり動きを練って作れる」とコメントしている。現状のバーチャルYouTuberは、モーションキャプチャーを使った生々しい動きが魅力のひとつだが、iPhoneやiPadを使っていつでもどこでもキャラを動かして作り込めるという手軽のメリットは大きい。VTuberを含めたキャラクターアニメーションが気になっている人はぜひ試してみよう。
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