VRプラットフォーム「STYLY」 Unityシーンを丸々アップロード可能な機能のα版を提供
Psychic VR Labは7月14日、同社の運営するVRプラットフォーム「STYLY」に、ゲームエンジン「Unity」で制作したシーンを、そのままアップロードすることができる「シーンアップロード機能」のα版の提供を開始した。
STYLYは、プログラミングの知識がなくても、アセットをドラッグ&ドロップすることで手軽にVR空間をデザインできるVRプラットフォーム。画像ファイルや音声ファイル、3Dモデルなどをアセットとしてインポートできる。
デザインしたVR空間は、VRヘッドマウントディスプレイに最適化され配信される。現在はHTC VIVE用のクライアントをリリースしており、今後Oculus Rift、GearVR and Daydreamのクライアントもリリース予定である。
今回Psychic VR Labは、このSTYLYに、Unityで製作したシーンを丸々アップロードする「シーンアップロード機能」のα版を提供開始したことを発表。
これにより、Unityで制作したVRシーンを簡単にSTYLYのプラットフォームに移行できるほか、ライトや反射などの表現も可能になるとのこと。
現在のバージョンはα版であるため、機能には制限があるとのことなので、今後のアップデートにも注目したい。詳しい仕様やシーンのアップロード手順などは、公式サイトを参照。
(TEXT by 高橋佑司)
●関連リンク
・STYLY
・「シーンアップロード機能」詳細
・Psychic VR Lab