バーチャルキャラ「レナ」長野県飯田市の非常勤職員に 国際会議参加者を多言語でナビ
KDDIと長野県飯田市は、本日7月19日より「キャラクターとまちの共生」に向けた取り組みの一環として、バーチャルキャラクター「レナ」が飯田市の非常勤特別職員に就任したと発表した。キャラクターAIとxR技術を活用し、市内で開催されるイベント案内といった業務の補助を行う。
取り組みの第1弾として、8月10~11日にアジア圏では初開催となる国際会議「AVIAMA (人形劇の友・友好都市国際協会) 総会」およびレセプション会場にて、各国の参加者に貸与する専用端末を用いて「レナ」が参加者各国の言語で飯田市の魅力を紹介。KDDIの独自開発によるキャラクターAIを拡張することで、「レナ」が世界各国の言語で解説できる多言語対応(6か国語)を実現している。
また、KDDIと飯田市の共同企画として、各国の参加者が「VRゴーグル」を装着し、足湯に入ることで温泉を擬似体験できる「VR足湯」の取り組みもあわせて実施する。
▲「VR足湯」イメージ
「AVIAMA総会」に関連した取り組み
【8月10日】
・実施時間:16:00~19:15(予定)
・会場:飯田市美術博物館
(長野県飯田市追手町2丁目655-7)
・内容:
- レナ」飯田市非常勤特別職員辞令交付式(16:00~16:45)
- 飯田市の魅力をARにより紹介するインバウンド展示
- 「AR記念写真」撮影コーナー
- 「VR足湯」体験
・参加者:
- AVIAMA総会 加盟都市(6カ国・6都市)
- AVIAMA総会 オブザーバー都市(4カ国・10都市)
- 人形劇関係者
- 過去講演などで飯田市を訪れた著名人・文化人
【8月11日】
・実施時間:13:00~14:30(予定)
・会場:飯田信用金庫 2F 大会議室前ロビー
(長野県飯田市本町1丁目2)
・内容:
- 飯田市の魅力をARにより紹介するインバウンド展示
- 「AR記念写真」撮影コーナー
・参加者:
- 希望の参加者全員
尚、今回の飯田市との発表に先駆けて、KDDIが初期開発を担当し「ミク☆さんぽ」などにも応用している技術「バーチャルガイドソリューション」を活かした「大手町牧場」の案内システムの実証実験がスタートしている。実証実験は12月28日まで行われる予定となっているので、興味がある人は東京・大手町にもぜひ足を運んでみてほしい。
(TEXT by 津久井箇人 a.k.a. そそそ)
●関連リンク
・KDDI ウェブサイト
・飯田市 ウェブサイト