カスタムオーダーメイド3D2の「バーチャルアバタースタジオ」が規約改定 個人VTuberが収益化可能に
KISSは20日、PC向けアダルトゲーム「カスタムオーダーメイド3D2」(COM3D2)の無償追加アップデートとして提供していた「バーチャルアバタースタジオ(β)」機能について規約を改定し、個人利用について収益化を可能にした。同機能を使ってプレイヤーがバーチャルYouTuber(VTuber)として動画を収録し、ネットで公開した際にも収益を得られるようになる。
VTuberの活動を始めようとした際、現状でハードルとなるのがキャラクターの3Dモデリングだ。基本的に3DCGソフトの使い方を覚えることになるが、一方でなるべく労力をかけずに可愛いキャラをつくりたいというニーズも大きい。
そんな層を対象にCOM3D2が4月のアップデートでバーチャルアバタースタジオ機能に対応し、Oculus RiftやHTC VIVEといったVRゴーグルを使うことで、手軽に好みの美少女キャラをつくれて操作できるという環境を提供した。なお「お手軽VTuber向け3Dモデリング」は、ピクシブの「VRoid Studio」やIVRの「Vカツ」といった後発のツールでも実現可能で、この分野の競争が激しくなっている。
改定された規約は以下の通り。
・利用者は「カスタムオーダーメイド3D2」の購入者であること。
・利用者は18歳以上の個人であること(企業・団体・学校での利用の場合は別途問い合わせ)
・第三者運営の規約に反しない範囲での利用をすること。
・KISSや第三者運営からの利用停止や改変依頼、削除の指示には即時応じること。
・問題が発生した場合は投稿者の責任で処理すること。
・第三者が作成したMODを利用する場合は作成者の能動的かつ明確な許可があること。
(第三者MOD作成者に許可を強要しないこと)
・以下のいずれかの製品名を、動画の説明欄、又はタイトル、動画内(3秒以上)のいずれかに記載すること。
COM3D2
カスタムオーダーメイド3D2
・その他前提の製品利用規約に違反しないこと(「営利目的で使用することを禁止」と「性的描写の表現の禁止」については、バーチャルアバタースタジオを利用して撮影された画像・動画に限り例外となる)
・規約は今後予告なく変更されることに同意すること。
●関連リンク
・バーチャルアバタースタジオ機能
・カスタムオーダーメイド3D2(*18禁)