自分で作った美少女にツンツンされる未来が来た 伝説の「つんつんVR」がSteamに8/1登場

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IVRは8月1日、VR空間で女の子にツンツンされている感覚を体感できるPC向けアプリ「つんつんVR」をSteamでリリースする。価格は無料。対応するVRゴーグルは、Oculus Rift/HTC VIVE/Windows Mixed Realityヘッドセットで、ツンツンを体感するためにはbHaptics社の振動ベスト「TACTOT」が必要になる。

 

 

IVRは先日、VRM対応を発表した「Vカツ」を手がけるVRゲーム開発ブランド。つんつんVRは今年5月、Unityが開催した開発者向けイベント「Unite Tokyo 2018」にてIVRがお披露目し、「本当にハグされている感覚になった」と話題を集めたプロダクトだ。

 

TACTOTは、40個の振動子が埋め込まれているベスト型の振動デバイスで、つんつんVRでは触られたところが反応して震える仕組みだ。現状は開発者向けキットだが、一般ユーザーもbHaptics社のサイトから購入できる。価格は現状は399ドル(約4万5000円)だ。

 

ポイントとしては、3Dアバター向けファイル形式の「VRM」に対応しているという点が大きい。ほかの3Dモデリングソフトで作成した独自キャラをVRM形式で書き出し、つんつんVRに読み込ませることで、好きなキャラにツンツンしてもらえることになる。さらにVカツで作成したキャラクターの読み込みにも対応予定だ。

触覚のVRというと、彼女に後ろから抱きしめられた感覚が得られる「リア充コート」、失禁のリアルな感覚を再現した「ユリアラビリンス」、VR業界で有名なGOROman氏が手がけた初音ミクと握手できる「Miku Miku Akushu」など、日本のネットでも度々話題になってきた。

昨今のバーチャルYouTuberムーブメントに煽られてキャラクターと触れ合える需要が非常に高まっているが、このつんつんVRで「握手会」ならぬ「つんつん会」が開けるようになるかもしれない。TACTOCだけでなく、VRシステムやVR対応PCを揃えると最低でも25万円以上はかかり、設定のハードルも高そうだが、次元を超えて自分好みのキャラに触ってもらえるなら「全然安いじゃん!」と感じる方もいるはず。ぜひダウンロードして活用(!?)しよう。

 
(TEXT by Minoru Hirota

 
 
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