ソフトバンク コマース＆サービス、MCJ、ホロラボがxR分野で業務提携
ソフトバンク コマース＆サービス、MCJ、ホロラボの3社が、AR（拡張現実）／VR（仮想現実）／MR（複合現実）の各分野において業務提携することを7月30日に発表した。
ソフトバンク コマース＆サービスとホロラボはこれまでも、3D CADやBIMデータをMRデバイスで活用できるよう自動変換するソリューション「AR CAD Cloud」の共同開発を進めてきた。今回の提携により、デバイスやソリューションの導入提案や技術的なサポートなど、土木・製造・建設業界に向けた販売体制が整えられる。
また、MCJとホロラボは、AR／VR／MR分野におけるノウハウを相互利用するとともに、BTOPCの「mouse」や液晶ディスプレイなどの「iiyama」ブランドを取り扱うMCJは、ホロラボにハイスペックPCなどの製品提供を行うことで開発環境の向上を支援する。
●「AR CAD Cloud」について
「AR CAD Cloud」は、マイクロソフトが提供する「Microsoft Azure」をベースにしたクラウドソリューション。3D CAD／BIMデータをマイクロソフトの「HoloLens」や「Windows Mixed Reality デバイス」などのMRデバイス向けに自動変換し、これまで2Dの図面で行っていた確認作業を原寸大の3Dモデルで行える。これにより作業工数の削減や、より具体的な説明などが可能になる。
▲「AR CAD Cloud」の図解。
なお、8月31日に開催される「Autodesk University Japan 2018」で、「AR CAD Cloud」の体験コーナーが設置される予定だ。詳細はhttps://autodeskuniversity.eventcloudmix.com/より。
（Text by TKG）
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