東雲めぐ、ファンクラブ開設やグッズなど怒涛の新発表 ファンミーティングもイラストレポート!
動画配信サービス「SHOWROOM」を中心に活動するバーチャルSHOWROOMERの東雲めぐちゃんは28日、初めてのファンミーティングとなる「第一回めぐみーてぃんぐ」を渋谷ヒカリエにて開催し、ファンクラブβ版の開設などの新要素を発表した。
台風直撃というあいにくの天気にも関わらず、会場には約30人の「めぐるーまー」(めぐちゃんのファン)がブース構えて二次創作グッズを展示・販売したほか、1日3回に分けて合計で約90人が訪れて、彼女と直接会話できる時間などを大いに楽しんだ。
本記事ではニュースをまとめるほか、めぐるーまーの1人である三十個(みそこ)さんにイラストで現地の雰囲気をレポートしてもらう。
怒涛の新要素をまとめっ!
●ファンクラブサイトβ版開始
SKIYAKI協力のもと28日より公式ファンクライブサイトのβ版をオープン。月額500円の会費を払うことで限定のSHOWROOMイベントに参加できたり、特別なムービーを見られたり、ARフィギュア「東雲めぐ夏服版」をもらえたりといった特典が得られる。
●公式のデジタルグッズ発表
100種類以上の名言を収録し、タイマーやアラームとして活用できるiOS/Android向けアプリ「となりのめぐアラーム」を発表。全24種類のLINEアニメーションスタンプや、LINE着せ替えもリリース予定。
●公式グッズ発表
公式ファンサイトにて8月上旬より予約を受け付ける。
めぐちゃんが通う「日和丘高等学校」の生徒手帳風スマホケース。
ICカードケース。
アクリルキーホルダー。
アクリルスタンド。
MEGU TシャツはHTML ZERO3とのコラボ(以下3点も同じ)。ポケット内側にめぐちゃんがプリントされている。
MEGUトートバック。こちらも内側にめぐちゃん。
MEGUキャップ。
たくあんポーチ。
●キッズアイテムの制作
めぐるーまー「まいてぃ」さん執筆によるめぐちゃんの絵本を電子書籍として制作するほか、近日、クラウドファンディングサービス「CAMPFIRE」で製本の支援を募るプロジェクトを開始する。また、iOS/Android向けにペイントアプリ「めぐあーとキッズペイント」を近日リリース。小学校6年生までの子供がアプリで描いたイラストを「めぐあーとキッズ」に応募すると、めぐちゃんが配信で行ってる人形劇「ハッピーパトロール!たくあんマン」の登場キャラとして登場するかも?
●ボカロPによる楽曲制作決定
Junkyさん、春野さんによる東雲めぐちゃんのオリジナル楽曲制作が決定。発表は今秋予定。
●キッズボンボンTVでの出演継続
YouTubeチャンネル「キッズボンボンTV」にて、童謡を歌っていためぐちゃんの出演が2018年12月まで継続。
●東京ゲームショウ2018のGugenkaブースに出演
9月20〜23日に開催する東京ゲームショウ2018で、めぐちゃんをプロデュースするGugenkaブースに出演。ファンクラブメンバーが優先参加出来るイベントになるとのこと。
ファンと一緒に広げる東雲めぐの世界
ファンミーティング当日だが、上記の発表に加えて、1人30秒、来場者がめぐちゃんと話せるトークタイムも用意されていた。来場者で特にインパクトが大きかったのは、めぐちゃんのオリジナルキャラである「たくあんマン」のコスプレで現れた方(伊志井オンカミさん?)で、全身タイツにめぐちゃんも爆笑していた。
三十個さんによれば、来場者の年齢層も20〜60歳ぐらいと幅広く、家族連れもいたとのこと。ブースの出展者は1日いて、同じ構成の公演を3回見たそうだが、じょじょに慣れていくめぐちゃんを見てほっこりしていたとか。
バーチャルYouTuber自体が、Twitterへのイラスト・コスプレの投稿など二次創作が盛んなジャンルだが、めぐるーまーにもクリエイターが目立つ。今回のブースも非常にバリエーション豊かで、イラスト本、ドール、ワッペン、スマホケース、手芸、アクセサリーなどが並んでいた。
なぜクリエイターに愛されるかといえば、めぐちゃんの配信で週に2回、ファンの作品を紹介する「#めぐあーとお便り」というコーナーの存在が影響しているだろう。三十個さんによれば、「彼女がファンの作品を丁寧に褒めて喜んでくれるので、言われた方はすごく嬉しくなってまた自分の作品を見せたくなる」とのこと。
また、「#めぐアクセサリー」というタグでアクセサリーの画像を送ると身につけてくれたり、子供から募集したキャラクターを人形劇に登場させたりと、ファンの創作物をリアルタイムで公式化しているのもクリエイターのモチベーションを高めてくれる。
Gugenkaが、二次創作向けガイドラインをきちんと定めているのも大きい。それも個人営利でも売上100万円以下なら連絡不要という、二次創作を作る側にとってかなり譲歩しつつグレーゾーンをなくした状況だ。クリエイターも堂々と作品を発表でき、めぐちゃん側も公式で制作が追いつかなかったり、採算が取りにくくてつくりにくいグッズを世の中に出せたり、ファンもほしいものが手に入ったりと、Win-Winなサイクルを生み出せている。
もちろんめぐちゃんの見ていて心が洗われるような優しい放送がいちばんなのだが、単純に与えられるものを消費するだけでなく、ファンも一緒になって世界観を広げていけるのも魅力の一つだ。VTuberファンならずとも、ぜひ東雲めぐをチェックしてみよう。
(TEXT by Minoru Hirota)
©うたっておんぷっコ♪/©Gugenka® from CS-REPORTERS.INC
●関連リンク
・公式ファンクライブサイトβ版
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