VRoid Studioの累計ダウンロード数が10万を突破 今後は衣装パターンや男性モデルを追加
ピクシブが7月31日に先行申込者向け、8月3日に一般ユーザー向けにそれぞれ公開した3Dキャラクター作成ツール「VRoid Studio」。同社ではベータ版の先行公開後、今日までに3回アップデート版をリリースしてきたわけだが、その累計ダウンロード数が8月7日時点で10万を超えたことがPANORAの独自取材によって明らかになった。
VRoid Studioは、人物の3Dモデル作成に特化したツールで、ペンタブレットなどを使いイラストを描くように髪の毛をモデリングできるなど、直感的な操作が特徴となっている。無料で使えるツールながらも、作成したモデルは商用利用が可能、3Dアバターの共通フォーマット「VRM」形式で書き出せるなど、今、注目を集めているバーチャルYouTuber(VTuber)用3Dモデルの制作に向いている。
ピクシブによれば、ユーザーからは「自分の絵柄に近いキャラが作れる」「イラストが描けない自分でもキャラ作りが楽しめる」「VRoid Studioで『絵を描くのは楽しい』という初心に帰ることができた」といった声が集まっているとのこと。海外からの反響も大きく、「無料で使えるなんて信じられない」「有志で翻訳を行うので他言語版を提供してもらえないか」という意見ももらっているそうだ。
最新版となるバージョン0.2.1では、ユーザーから要望が多かった左右対称にテクスチャをペイントできる機能を追加した。今後は、衣装パターンや男性モデルの追加、ユーザーインタフェースの英語化など、予定していた機能や要望の多い機能を順次追加していく予定とのこと。
なお、PANORAではVRoid Studioも学べるVTuberワークショップを8月18日に開催する。
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