インドネシア初のVTuber「マヤ・プトゥリ」デビュー　Anime Festival Asiaにゲスト出演も

2018年08月22日 11:002018年08月21日 20:27 sososo291 イベント情報, ニュース, バーチャルYouTuber, 海外情報

インドネシア・ジャカルタのVR/ARコンテンツ制作会社・PT.CITRA WAHANA TEKNOLOGI（Shinta VR）は、自社システムを利用した「バーチャルYouTuber事業」として、「Maya Putri（マヤ・プトゥリ）」のプロデュースを開始した。8月31日から9月2日にインドネシアで開催する「Anime Festival Asia（C3AFA）」への出演も決定している。

「Maya Putri（マヤ・プトゥリ）」ちゃんは、インドネシアの歌姫を目指すVTuberだ。インドネシアと日本を中心とした有名楽曲のカバーを中心に動画投稿を行っていく予定。コスチュームはインドネシアの伝統的な織物である「バティック」をモチーフとしており、インドネシア人に親しみやすく、インドネシアの文化を世界に発信できるデザインを意識したものとなっている。

▲Maya Putri（マヤ・プトゥリ）ちゃん

動画の言語はインドネシア語が中心となるが、日本のアニメ主題歌カバーやインドネシアのDJとのコラボなどで、日本とインドネシア、両国の視聴者が楽しめる動画を配信していきたいとしている。また、将来的にはオリジナルソング制作、LINEスタンプ、マーチャンダイジングへの展開も行っていく予定とのこと。

▲Maya Putriちゃんの自己紹介動画。日本語字幕にも対応

8月31日から9月2日にかけてインドネシアにて開催するアジア最大級のアニメイベント「Anime Festival Asia（C3AFA）」へのゲスト出演も決定。カバー曲ライブのほか、来場者とコミュニケーション取りながら行うQ&Aコーナーなどを予定している。

ちなみに同イベントには「キズナアイ」ちゃんもゲスト出演予定となっている。イベントではVTuberの出演も注目ポイントとなりそうだ。

Shinta VRによると、インドネシアの企業によるVTuber事業参入およびインドネシア発のVTuberのデビューは初めて。今後は、自社キャラクターの拡大に限らず、自社のバーチャルYouTuber構築・配信システムおよび動画制作・運用のノウハウを外部企業に提供し、オリジナルキャラクターを作りたい企業とのコラボレーションも行うとのこと。

（TEXT by 津久井箇人 a.k.a. そそそ）

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