空中ディスプレイに表示したキャラと双方コミュニケーション! アシストが開発
アシストは、10月25日~26日に大田区産業プラザPiOにて開催される「第8回おおた研究・開発フェア」にて、「バーチャルキャラクターのリアルタイム双方向通信AR撮影システム」を展示すると発表した。空中ディスプレイに投影したキャラクターと、双方向でコミュニケーションが取れる。
今回の展示に登場するキャラクター「香猫さくら(かねこ さくら)」ちゃんは、日本工学院の協力のもと制作。空中に投影される「香猫さくら」ちゃんと、会話などリアルタイムでの双方向にコミュニケーションが楽しめる。
▲キャラクターを空中に投影
アシストは、空中結像ディスプレイ「Floating Image Hyper Vision」による、SF映画のような空中投影パネルを使った無人受付システムの開発・販売で話題となった。今回発表したシステムもこの技術を応用したものと思われる。
先程の動画では視点の移動があまりないため立体感がやや伝わりづらいが、「Floating Image Hyper Vision」の無人受付システムの紹介映像を見てもらえば、アシストの空中ディスプレイの技術と、肉眼で見た際の立体感がより伝わりやすいので、あわせてぜひチェックしてみてほしい。実際の展示物はもっと立体的に見えるはずだ。
▲Floating Image Hyper Vision 無人受付システム 紹介映像
また、会話だけでなく「握手」や「頭を撫でる」など、受付システムにも利用した「触覚フィードバック機能」を応用し、触れ合うコミュニケーションも実現しているようだ。
▲空中投影されたキャラクターと触れ合える
同社のTwitterでは演者側の視点も紹介。演者がリアルタイムでリアクションを取っているため、自然なコミュニケーションを可能としている。
仮組みの構成ですが、演者さんからみるとこんな感じで見えています。#VTuber #ASKA3D #モーキャプ #HTCVive #空中ディスプレイ #AR #VR #XR #キャラクター #Unity pic.twitter.com/iKDtomA6Ha
— 株式会社アシスト (@Assist_ads) September 6, 2018
▲演者側の視点
本システムに興味がある人は、「第8回おおた研究・開発フェア」に足を運んで、ぜひ実際に体験してみてはいかがだろうか。
第8回おおた研究・開発フェア
・開催日時:10月25日~26日 10:00~17:00
・会場:大田区産業プラザPiO 1階 大展示ホール
(東京都大田区南蒲田1-20-20)
・入場料:無料
(TEXT by 津久井箇人 a.k.a. そそそ)
●関連リンク
・アシスト ウェブサイト
・第8回おおた研究・開発フェア ウェブサイト