アズレン1周年イベントで「ケッコンVR」を体験！キスはマシュマロの味

2018年09月21日 23:472018年09月23日 12:19 花茂未来 HTC VIVE, レポート

スマートフォン向けゲーム「アズールレーン」の一周年記念イベント「Azurlane 1st Anniversary」が、9月15日〜16日の３日間にわたって開催。そのイベント内では、ゲーム中の「ケッコン」をVR技術で再現するリアル結婚式イベント＆クラウドファンディング企画「ケッコンVR」の先行体験会も行われた。

▲ケッコンのワンシーン。

アズールレーンでは、キャラの好感度を最大まで高めるとケッコンを申し込むことができ、誓いを立てられる。なお、ケッコンすると、最大１００だった好感度の上限が解放され、好感度に応じたステータスボーナスも増加するというもの。

また、ウェディングドレス姿の特別スキンが解放されたり、特別なエフェクトが表示されたりと、幸せ気分を盛り上げる多数の要素がある。

▲ちょっとわかりにくいが、ケッコンしたキャラクターを秘書艦に設定すると、ハートがふよふよと浮かび上がり、ラブラブな演出が。

そんなケッコン式を疑似体験すべく、実際の結婚式場を貸し切り、VRゴーグルを装着して再現してしまおうというのが今回のケッコンVR。現在クラウドファンディングにて、支援者および参加者を募集しているが、その先行体験会が1周年イベントで開かれるというので、取材、もといケッコン式の下見をしてきた。

▲ケッコンVRプロモーションムービー

等身大フッドや支援リワードを展示

1周年イベント会場はベルサール秋葉原。さっそくケッコンVRのブースを訪ねると、E-moteで動くキャラクター「フッド」を発見。65インチのタッチパネルディスプレイに、等身大で再現されたフッドが可愛らしく立っており、タッチすると動いたり話をしたりといった反応を見せてくれる。

ちなみに「E-mote」は、2Dイラストキャラクターをわずかなステップで滑らかで立体的なアニメーションにするエムツーの独自エンジン。3Dモデルではなかなか難しい、イラストの質感をそのまま再現しつつ、表情、向き、手足の動作を簡単かつダイナミックに動かす、ということができる。

▲65インチパネルには等身大フッド。ゲームで使われているのと同じイラストを元に動かしている。

▲アズールレーンのゲーム内でもタッチすることで反応を楽しめるが、等身大ということで、「女性に触っていいのだろうか」という理性が働く。それがまたイイ。

また、ブース前にはクラウドファンディングで支援するともらえるリワードも展示していた。サイン入り色紙や１８金ホワイトゴールドを使ったケッコン指輪などなど、多数あった。しかし、「書き下ろし抱き枕カバー」については“諸事情”により展示はなかった。

▲クラウドファンディングのリワード各種。

▲“諸事情”により展示できなかった抱き枕カバー。とてもホシイ。

ケッコンVRでフッドと近いのキス

さて、会場を見回っていると、いよいよケッコンVRの体験時間がやってきた。ドキドキしながらブース内に入ると、ケッコン式のスタッフさんがお出迎えしてくれた。なお、先行体験会でのお相手はフッドだ。

▲ケッコン式のスタッフさんがお出迎え。

▲タキシードに袖を通してくれ、VRゴーグルもかぶせてくれる。なんだか主役になった気分だ。

このとき使用したHTC VIVEには、VIVE デラックスオーディオストラップがついていた。以前のレビューでも触れたが、装着しやすくてメガネユーザーにはとてもありがたい。

▲手にはスマホを装着。ゲーム内と同じく指を下から上にシュッとスライドさせることで、ケッコン相手に指輪をはめる。

▲準備完了！なお、体験中の自分を自分で撮る事ができなかったので、ここからはケッコンVRを開発中のエムツーの担当さんに被写体になってもらった。

▲式が始まり、視界がひらけると目の前にはフッドがいて、こちらに話しかけてくる。なんだかいい香りもする……ような気がする。そして誓いの言葉を交わす。ちゃんと「誓います！」と言わないと先に進まないので、ここは男らしくしっかり発言しよう。そして指輪をはめてあげ、いよいよ誓いの……

▲誓いのキッス！このときの心境はといえば、冷静を装っていたけどやっぱり緊張するどうしよう！っていうかキスってどうやるんだっけ！えっとまずフッドの肩を両手で持って……あれ、それでいいのか？ええい、チュー。と、いった感じで予想外に緊張した。しかし、その瞬間、唇にあたる柔らかい感触と、鼻腔をくすぐる甘い香り……これがキスの味か……久しぶりすぎて忘れてたぜ……。写真のとおり、スタッフさんが唇にマシュマロを当ててキスを再現してくれている。なぜ明石のお面かといえば、当日は女性スタッフが席を外している場合もあるためとのこと。体験者には見えないのだが、配慮がうれしい。