Oculus Rift、北米Best Buyにて5/7より店頭デモ開始 数量限定で小売販売も
米Oculus VRは現地時間の2日、今月7日より家電量販店「Best Buy」の48ヵ所にて、インテルの専用コーナー「The Intel Experience」の一環として、PC向けVRゴーグル「Oculus Rift」の店頭デモを開始すると発表した。内容としては、ミニデモを集めた「Oculus Dreamdeck」や、壁登りゲーム「The Climb」などを披露する予定だ。今夏遅くまでにBest Buyにおけるデモを増やしていくとのこと。
またごく少数だが、一部のBest Buy店頭では7日より、マイクロソフトやAmazonのオンラインストアでは6日9時(日本時間の7日1時)よりRiftの小売販売がスタートする。
Oculus Riftをプレオーダーして届いてないユーザーが購入した場合、Oculus VRに連絡することでVRシューティング「EVE: Valkyrie」の同梱やハンドコントローラー「Oculus Touch」の優先予約といった特典が保持される。
Oculus VRは、KickStarterの支援者に製品版Riftを無償提供したり、プレオーダー1人目に創業者のパルマー・ラッキー氏がRiftを手渡しに行ったりと、このローンチにかなり力を入れている。一方で、出荷が大幅に遅れてKickStarter組にも製品が届かなかったり、日本ではXbox One ワイヤレスアダプターが突然同梱されなくなるなど、混乱している状況も見受けられる。
2014年に発売した第2世代開発キットでは、日本に優先して出荷されたが、製品版では特にVRへの期待が高い北米市場を優先しているようだ。ロイヤリティーの高い日本のOculusファンの心を離さないように、一刻も早く製品が届くのを願うばかりだ。
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