話題のOculus Questデモ機をいきなり激写! シンプルさが際立つ外観デザイン
米Oculusが米国時間の26日に開発者向けイベント「Oculus Connect 5」にて発表した一体型VRゴーグル「Oculus Quest」(速報記事)。会場にて実機が展示されていたので、発表会やプレスリリースの情報も含めて外観写真をお届けしよう。
ガラスケースに囲まれて鎮座していた開発コード名Santa Cruz改め、Oculus Quest。価格は64GBで399ドルから。販売エリア、および日本での価格は未定となっている。
正面から。
四隅には広角カメラが埋め込まれており……。
「Oculus Insight」という技術を実現。外部センサーを使わない「インサイドアウト」方式の位置トラッキング、安全なプレイ領域を示してくれるガーディアン、タッチコントローラーの位置検出を可能にしている。
ガーディアンは、要するに壁などリアルにあるものにぶつかって怪我をしないようにバーチャルの壁を出して警告してくれる仕組み。複数の部屋で設定できる。
ルームスケールを超えるトラッキング範囲を実現できるとしており、例えばテニスゲームのように激しく動くゲームも遊べるようだ。
横方向。Riftと似たようなサイズ感だが、ヘッドホンがないのにお気づきだろうか。
Oculus Goと同じでヘッドバンドの付け根にスピーカーが埋め込まれている形だ。
レンズ側は見えないように覆われていた。
光学系はOculus Goと同じ。解像度は片目ごとに1600×1440ドット。IPD(瞳孔間距離)の調節機能を用意する。
コントローラーとしては両手で使うTouchが付属するが、PC向けのOculus Rift向けとは違うQuest用の特別版となる。
ボタンやレバーの構成は同じなので、Riftのアプリ操作をそのまま持ち込める。またGoのコントローラーは3DoF(ヨー/ピッチ/ロールの回転)だが、Touchは6DoF(前述の回転に加えて前後左右上下の移動)に対応しており、位置がずれにくいなどのメリットがある。
●関連リンク
・プレスリリース
・Oculus Developer Blog
・Oculus Quest