ときのそら、40mPとのコラボ新曲披露♪ さらに「歌ってみた」用素材をまるっと提供
ときのそらちゃんは10月4日、40mPさんとのコラボ新曲「未練レコード」を発表。そのミュージックビデオを公開した。さらに、歌ってみた用の素材として、同作のカラオケ音源・カラオケ動画・歌詞・サムネイル画像一式を無料提供する取り組みも開始している。
カラオケ音源はMP3とかではなく、24ビット/44.1KHzのWAV形式でガッツリCD音質。動画もそもまま使えてしまうクオリティだが、VTuberさんが自分の姿を、あるいは歌ってみたしたい人達のバーチャルアバターを重ねられるスペースも用意しており、編集もOKとのこと。
つまり、歌を録音して自分を動画に重ねるだけで、ハイクオリティ歌ってみた動画が完成してしまうというわけだ。
▲新曲「未練レコード」
▲カラオケ素材は動画内のお知らせ欄に記載のURLから取得可能。制作陣およびカバー(ホロライブ)の善意と努力がにじみでている、このめっちゃ短い利用規約をよく読んで「歌ってみた」しちゃおう。
作詞作曲はボーカロイドを用いた楽曲で有名な40mPさん。代表曲に「からくりピエロ」、「トリコノシティ」、「シリョクケンサ」などがある。
当初は動画投稿サイト上での活動が中心だったが、11年にはアニメ「FAIRY TAIL」のOP曲「Evidence(Daisy×Daisy)」をプロデュース。13年にはNHK「みんなのうた」にて自身の曲がボカロ曲としては史上初のオンエア曲に選出されたほか、小説の執筆、最近では「イナメトオル」名義にてシンガーソングライター活動を開始するなど、多才なクリエイターだ。
今回の取り組みについて、そらちゃんの活動をサポートするカバー(VTuber事務所ホロライブ)は、「VTuberとボカロの文化をミックスして、VTuber発の音楽ムーブメントの一翼を担いたい。いろんな歌を歌うことで経験を積んで、ときのそら自身の目標でもある横浜アリーナでの単独ライブに一歩ずつ向かっていきたい」としている。
また、今回の40mPさんとのコラボを皮切りに、いろいろなボカロPさんとのコラボ曲を出していくために準備していることも明らかにした。
歌ってみた動画については、投稿してくれたVTuberさんや動画をまとめる予定であり、参加したことを教えてくれるとうれしいとのこと。連絡手段はまだ公開されていないが、推奨ハッシュタグなどの可能性もあるので、そらちゃんやホロライブのTwitterなどをチェックしよう。
もちろん、そらちゃんはこれまでどおりファンが提供してくれるsoraSongやカバー曲も歌っていくとのことで、どんどん活躍の場と可能性を広げてファンを楽しませ、勇気づけてくれるそらちゃんから目が離せない。
(文 花茂未来)
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