「投げて撮影」もできる360°カメラ「Insta360 ONE X」予約販売開始
Insta360は10月10日、5.7Kの360°撮影や、画期的な手ブレ補正、100fpsの高フレームレートな撮影モードを備えた360°カメラ「Insta360 ONE X」の予約販売を、Insta360公式サイト、及びハコスコで開始した。価格は5万2300円(税込み、以下同)。
▲Insta360 ONE X 紹介動画
Insta360 ONE Xは、360°カメラシリーズ「Insta360」の新製品で、コンパクトなサイズで持ち運びが容易なアクションカメラ。
最新のFlowState手ブレ補正を搭載し、すべての角度の動きを分析。ジンバルなしでジンバル級の高度な手ぶれ補正を実現するため、ヘルメットや自撮り棒、ボートなど、どこに取り付けても手ぶれの少ない撮影が可能となる。
撮影サイズは、静止画では6080×3040、動画では、5760×2880(30fps)、3840×1920(50fps)、3008×1504(100fps)などを選択できる。1800万の画素数により、綺麗さは変わらず、さらに暗い環境でも鮮明に撮影することが可能だ。
Wi-fi接続によって、遠隔からプレビューを見たり、操作することもできる。スマートフォンにはWi-fiもしくはケーブルを使って接続でき、さらにスマホアプリを使って、スローモーションや早送り、角度の調整などの動画の編集も可能である。
またInsta360 ONE Xには豊富な専用アクセサリーを装着することもでき、より幅広い撮影が可能。
例えば、自撮り棒を使った撮影では、自撮り棒が自動的に映像から消され、まるで空中から撮影しているような映像が撮れる。最長3mの自撮り棒で撮影すれば、まるでドローンで空撮しているような映像を撮ることも可能だ。
▲ドリフトダーツ イメージ
また、「ドリフトダーツ」という専用アクセサリーをつけることで、カメラを「投げて撮影する」こともできる。空中を移動する動画に、アプリでスローモーション編集や撮影角度の編集を施すなど、これまでにない画期的な動画をつくることもできる。
その他、水上スポーツ撮影用の、水深5mまで利用できる防水ケースや、水深30mまで美しい映像を撮影できるように設計された潜水ケースなど、水濡れ/水中対策のケースも装着できる。
詳細な製品仕様については、以下の通りだ。
●製品仕様
レンズ口径:F2.0
重量:90.9g (バッテリー抜き)115g(バッテリーあり)
サイズ:幅48×奥行き115x高さ28mm
写真解像度:6080×3040(18MP)
動画解像度:
・5760×2880(30fps)
・3840×1920(50fps)
・3840×1920(30fps)
・3008×1504(100fps)
写真フォーマット:insp、jpeg(アプリ経由で変換できる)、dng(RAW)
動画フォーマット:insv、mp4(アプリ経由で変換できる)、LOG
動画コーディング:H264
写真モード:
・標準360°写真
・タイマー360°写真
・インターバル360°写真
・RAW 360°写真
・HDR 360°写真
動画モード:
・標準360°動画
・タイムラプスモード
・バレットタイム
・Log 360°動画
ライブ配信モード:
・360°ライブ配信
・FreeCast(配信側から見せたい視点を選んで配信するモード)
EV値:-3EV~+3EV
露出モード:
・自動
・手動(シャッター速度1/8000s-120s、ISO感度100-3200)
・シャッター速度優先 (1/8000s-2s)
・ISO感度優先 (100-3200)
ホワイトバランス:自動、曇り、太陽光、蛍光灯、白熱電球
電源供給:1200mAh(5V2A)
持続時間:5.7K(30fps)または4K(50fps)動画撮影の場合、約60分持続可能
充電時間:
・5V2Aの電源で充電する場合、100分で満タンになる
・9V2Aの電源(公式充電器)で充電する場合、60分で満タンになる
充電方法:Micro-USB
Bluetooth:BLE4.0
Wi-Fi:5G(最大20メートル範囲)
USB:Micro-USB
SDカード:UHS-I V30の転送速度、exFAT(FAT64)フォーマットが必要、最大128GBまで対応
(TEXT by 高橋佑司)
●関連リンク
・ハコスコ Insta360 ONE X
・Insta360公式サイト