視線追跡型VR・FOVE対応の脳活動計測サービス「NeU-VR」発表 CEATECに展示
15日、NeUとFOVEは、FOVEの視線追跡型VRゴーグル「FOVE 0」にNeUのNIRS脳活動計測センサー(HOT-1000)を組み込んだ「VR視聴時の視線情報および脳活動の同時取得が可能な一体型デバイス」を共同開発したことを発表した。NeUはこのデバイスを中心としたマーケティングサービス「NeU-VR」を提供する。
NeUは東北大学と日立ハイテクノロジーズのジョイントベンチャーで、脳血流計測を中心としたマーケティングサービスを展開している。NeU-VRではVR体験中の脳血流、心拍、視線のトラッキング・占有率、瞬目、瞳孔径といった複数の生体指標を分析することで仮想空間内の興味関心や集中・注意を可視化・数値化できる。
利用方法としては施設や住宅・ショールームや車といった企業のデザイン設計、VRコンテンツの評価などを想定しているという。
NeUは調査設計・データ取得・解析まで一貫して提供するとしており、サービス開始時期は11月初旬を予定しているという。価格については、案件に応じた個別見積となっている。
また、10月16日より始まる「CEATEC JAPAN 2018」NeUブース(小間番号:B010)にて本デバイスを展示・初公開する予定とのことだ。
(TEXT by ぱソんこ)
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